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KENICHI SASAKAWA
笹川健一の「ひょうたん徳利と端反り盃」

笹川健一の「ひょうたん徳利と端反り盃」
独自のガラス素材の質感は一見の価値あり

独自のガラス素材の質感は一見の価値あり
京都府のガラス作家・笹川健一氏は、再生ガラスに酸化金属を調合した独自のガラス生地で端正なデザインの器を制作している。その魅力は絶妙な灰青の色味と細かな気泡が入った、独特の質感にある。ひょうたん徳利(写真左)は花器としても活躍しそう。端反り盃(写真右)は、少し反らせた薄作りの口縁の滑らかな口当たりが魅力となっている。〈ひょうたん徳利〉1万1000円、〈端反り盃〉5500円




JO SUSUMU
城 進の「アメ釉マグカップ」

城 進の「アメ釉マグカップ」
二種類の釉薬が生みだす配色の表現が秀逸

二種類の釉薬が生みだす配色の表現が秀逸
三重県伊賀市の丸柱で、作陶を続けている陶芸家・城 進氏。彼は鉄絵のほか、灰釉粉引や黒飴釉など様々な技法を用いた器を作っているが、写真のマグカップは2トーンの色彩がポイントだ。独自にブレンドした土を使って成型した後、内側に灰釉、外側に艶やかな飴釉をかけ分けてこの2トーンが生み出される。また、毎日使うものだけに手に馴染んで、飽きのこないシンプルなデザインにも注目したい。3520円




MARUNAO
マルナオの「八角 WPC 235mm 紫」

マルナオの「八角 WPC 235mm 紫」
寺社装飾の高い彫刻技術を生かした造形は必見

寺社装飾の高い彫刻技術を生かした造形は必見
新潟県三条市で、箸をはじめとする木工製品を手がけるマルナオ。手に持つ際、中指がうまくフィットする偶数角が最も安定性が高く、掴みやすさと口当たりの良さが両立できる形状として、先端がわずか1.5mmの八角形を採用。紫檀をベースに、天辺には樹脂を染み込ませた楓素材を用いている。他にも底圧2mmの木製スプーンはフランス人シェフの三つ星レストランでも採用されているなど、名だたる星付きのシェフたちがマルナオの技術を求め、欧州での知名度を高めている。5500円




「にほんものストア」とは?

「にほん」の「ほんもの」に出会える旅マガジンによるストア
多くの生産者や工芸家たちに出会い、日本文化の素晴らしさを再発見している中田英寿氏。彼が、出会ってきた日本文化の素晴らしさをより多くの人に知ってもらう、きっかけとして、逸品を集めて展開するのが、にほんものストアである。

WEBサイトはこちら!
https://shop.nihonmono.jp/



[MEN’S EX Winter 2023の記事を再構成]
※表示価格は税込み

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