オフロード性能をさらに高めたルビコンを用意
さらに、オフロード走破性を大きく引き上げるアイテムを採用したルビコンを追加したこともトピック。その内容はローレンジにおけるギア比をさらに低め、フロントのスタビライザーを切り離すシステム、フロント、リアのデフロック機能まで備えたもの。
極低速な走りは超・極低速な走りとなり、フロントサスはタイヤが外れてしまうのではないかと思えるほどに伸び縮みして路面を捉え、それでもタイヤが浮いてしまうような状況では、そんなことお構いなしとばかりにクルマを前進させてしまう強引さが与えられた、オフロードのハイパフォーマンスモデルだ。
ちなみにこのルビコン、サスペンションストロークをしっかりと確保していることもあって、意外にもオンロードでの乗り味がいい。ガンガンにオフロードを走らないユーザーにもお勧めできるモデルだ。
ちなみに、日本における3世代目ラングラーは、先に記した稀有な存在というアドバンテージも手伝ってモデル末期に至っても人気は陰りを見せず、オリジナルカラーや装備を採用した特別仕様車を数多くリリースするなど、常に話題を振り撒いてきた。
そして、新型にスイッチした現在、中古車となっても高値で取引されている。さすがに新車価格を上回ることはないが、年式や走行距離によって大きく値落ちしないという傾向があり、旧型ユーザーが新型に乗り換える際にも持ち出しが少なくて済んでいるそうだ。お勧めは3.6リッターV6エンジンを搭載した後期モデル。少々割高であっても、この後期モデルを選んだほうが長く乗れる、つまり幸福度は高いと思う。
最後にひとつだけ。ラングラーのボディスタイルはすべてがオープンであり、そこに、布製の幌かFRP製のハードトップが被せられている。つまり、外部からのノイズなどは簡単に透過してくるし、個体によっては雨漏りが見られるといった不都合が存在することをお忘れなく。
文/吉田直志 編集/iconic






