RUNWALKは世界一踊りやすいドレスシューズ!?
プレスミーティングのハイライトは豪華ゲストによるパフォーマンスだ。ゲストはDA PUMPの一員で、ダンスの世界大会で数えきれない優勝回数をほこるKENZOさんと、口や鼻からの発声による擬音だけで音楽を作り上げるヒューマンビートボックスの日本協会理事をつとめるTATSUYAさん。人間の体とマイク、それからアシックスのドレスウォーキングシューズ「RUNWALK」だけを使ってのパフォーマンスが披露された。
RUNWALKは本革を用いた本格ドレス靴の見た目に、クッション性の高いスポンジ系ミッドソールを組み合わせたもの。アシックスがランニングシューズに採用するハイパフォーマンスな衝撃吸収材「ゲル」を封じ込めたモデルもある。他にも足にやさしい仕様が満載で、その機能のうち「フィット性」「クッション性」「屈曲性」をテーマにしたダンスパフォーマンスは会場を魅了。
「DA PUMPの活動では衣装としてスーツを着ることがものすごく多く、踊れる革靴というのを本当に探していたんです。そんな折、とある雑誌の仕事でスタイリストさんがRUNWALKを持ってきてくださって、それがめちゃくちゃ踊りやすかったんです。ムービーではなくスチール撮影の現場だったのですが、普通のスニーカーと変わらないレベルで、リアルに踊りながら撮影できました」。
そのときに世界一踊りやすいビジネスシューズだと思った、とKENZOさん。ダンス世界一の感想だから、説得力も世界一レベル。計測センサーを内蔵したスマートシューズはごく近い未来の話になるけれど、RUNWALKならすぐに履いて試せる。 足にやさしいシューズで、日本のビジネスマンの、世界の人々の健康増進に寄与する。そのやり方は実に多角的だ。
取材・文/磯村真介