RAV4のディティールをチェック(写真4枚)
しかし、5世代目はこれといって日本仕様を意識せぬままに導入したものの、現在大ヒット中。2019-2020の日本カー・オブ・ザ・イヤーも獲得した。そのボディサイズ、特に全幅は1855mmと、コンパクトどころか日本向けとは呼べないサイズである。
しかし、同クラスSUVが続々と全幅1850mm超えを宣言したこともあり、新型RAV4を国内に導入してみれば、そのサイズ感が否定的に捉えられることはなくなっていた。それどころかベースとなるプラットフォームを格上げ(カムリにも採用されているものを採用)したことで、快適性やスポーティさ、など走りも大幅にブラッシュアップ。上昇している車両価格は、パフォーマンス、クオリティ共にリーズナブルであるというプラス評価が多い。
ただし、その中で300万円以下に設定されているのは、ボトムグレードとなるX(2.0Lガソリン車)のみ。しかし2WDだけではなく、4WDも選べるところがポイントだ。このXはボトムグレードと紹介したが、先進安全装備であるToyota Safety Senceを標準装備しているし、以外と重要なラゲッジルームの使い勝手も劣っていない。それどころか、コネクティッドサービスもDCMと呼ばれる通信機を標準装備し、通信費・利用料も3年間は無料で利用することができる。