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完成品のディテールをチェック!(写真6枚)

齋藤さんによる今回の一着を使ったコーディネイト
齋藤さんに、今回の一着を使ったコーディネイトを提案してもらった。「ソリッドのハリスツイードなので、チェックを使いたいと思って。ソリッドなアイテムだけだと物足りなくなりがちですが、色を入れることでジャケットが引き立ちます」(齋藤さん)。ベストとシャツ/ヒデアキ サイトウ、パンツ/エディフィス(私物)、ネクタイ/シーワード&スターン(私物)。

英国的なクラシックとロックンローラー。相反しそうなキーワードを、コーディネイト次第で両立できるのが、今回のジャケットのおもしろみにほかならない。齋藤服飾研究所では、仕上がったものをそのまま納品するだけではなく、スタイリングの提案も行っている。「遊びに行くなら?」「仕事の講演で」など、コーディネイトに悩む場合、事前に伝えておくと、納品時にコーディネイトの見本もみせてもらうことができるとのこと。

今回の記事を参考に、いま注目を集める英国流を自分に似合うスタイルで、オーダーメイドしてみては? きっと、新しい自分の一面を発見できるに違いない。

関連記事: 【齋藤服飾研究所】靴磨き世界一のあの男が英国的なジャケットをオーダー(前編)

齋藤服飾研究所
住所:東京都台東区浅草橋4-5-4 斉丸浅草橋ビル5F
※完全予約制 予約はメールにて 連絡先info@hideakisaito.tokyo
http://hideakisaito.tokyo

オーダー詳細は以下の通り
パターンオーダー/納期1か月半〜2か月、仮縫い1回、価格19万円〜(税抜き)。フルオーダー/納期4か月半〜、仮縫い2回、価格46万円〜(税抜き)。パーソナルスタイリングの料金は相談により異なるので要相談。

撮影/小澤達也(Studio Mug) 取材・文/川田剛史

カフスは身生地の包みボタン。

カフスは身生地の包みボタン。

フロントは1ボタンの包みボタン。ボタン位置をやや低めに置くことで、すっきり細身に仕上がっている。

フロントは1ボタンの包みボタン。ボタン位置をやや低めに置くことで、すっきり細身に仕上がっている。

英国的なディテールとして知られる、スラントポケット。

英国的なディテールとして知られる、スラントポケット。

やや深めに入れたサイドベンツ。

やや深めに入れたサイドベンツ。

「ロックンローラー」のキーワードに応えるべく、齋藤さんは襟裏に赤いベルベット生地を選んだ。

「ロックンローラー」のキーワードに応えるべく、齋藤さんは襟裏に赤いベルベット生地を選んだ。

齋藤さんが非常に苦心したのがアームホール。細く見えて着心地がよい、さらに長谷川さんの体形に合うよう、形状に独自の工夫がある。

齋藤さんが非常に苦心したのがアームホール。細く見えて着心地がよい、さらに長谷川さんの体形に合うよう、形状に独自の工夫がある。

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