ネクタイを大柄にすればさらに華やいだ装いに

左 : アット ヴァンヌッチ
反対色のイエローが溌剌とした印象を胸元に添える
ネイビーにイエローというハイコントラストな色みを用いたレジメンタルタイをセレクト。シャツはプレーンな白を選び、ネクタイの溌剌とした主張を際立たせた。ダブルブレスト=貫禄ありきではなく、若々しく装うのも楽しい。タイは1ページ目(1)アット ヴァンヌッチと同じ。
中 : ロバート フレイザー
ヴィンテージ調の褪せた柄色が淡紺無地スーツへ絶妙にマッチ
柄色に青を用いたタイをコーディネート。”陽”の気がムンムンと漂うタイだが、全体に褪せたようなヴィンテージ感のある発色が、淡色ネイビースーツのソフトな印象によく馴染んでいる。シャツは同系色のサックス無地で繋がりを意識。ネクタイは1ページ目(2)ロバート フレイザーと同じ。
右 : ターンブル&アッサー
フランクなキャラクターが滲む変化球の大柄チョイス
大柄のタイは、スーツに近いスモーキーなトーン。大胆なサークル柄だが、地色・柄色ともに同系色ゆえスーツ馴染みは抜群だ。シャツのラウンドカラーとの合わせ技が、フランクなキャラクターを滲ませる。ネクタイは1ページ目(3)ターンブル&アッサーと同じ。
[MEN’S EX2018年04月号の記事を再構成]
撮影/野口貴司(San・Drago)、若林武志、岡田ナツ子、松崎浩之スタイリング/四方章敬、宮崎 司(CODE) ヘアメイク/松本 順(辻事務所) 構成・文/伊澤一臣 文/秦 大輔、長谷川 剛(04)、安岡将文、星野勘太郎、酒向充英 撮影協力/七彩、丸の内マイプラザ