知的で素敵なLUXURY LIFE 50の実例

膨大な情報に溢れる現代。経験と知識をどう得て、賢く楽しむか？ を、衣食住遊～学・整まで、50の実例に。日常に“光＝LUX”を与えてくれる新しい価値観をぜひご覧ください。

[実例30／食]
帝国ホテルの “目利きグルメ” を自宅で手軽に味わう

シェフやソムリエをはじめとする帝国ホテルの一流スタッフ陣が、日本各地へ直接足を運んで見つけてきた、選りすぐりの食品やお酒、クラフトなどを扱うオンラインモール「アナザーインペリアルホテル」をご存じだろうか。

このモールは2024年11月にオープンしたばかり。東京事業所の建て替えを控え、オンラインモールという“新しいおもてなしの場”を通して、ホテル外へも接点を広げ、より幅広い層にリーチしたいという狙いがある。

モールは「食べる・飲む・暮らす・楽しむ」の4つのカテゴリーで構成され、サイト内では、商品開発の経緯や作り手のストーリーがつぶさに綴られる。特筆すべきは、老舗店とのコラボアイテムから、地方に眠る名店の逸品まで、いわゆる“帝国ホテルの目利き力”が存分に発揮されている点だ。

季節のギフトなどにはもちろん、仲間とのホームパーティの手土産など、帝国ホテルが厳選した味を自宅で気軽に愉しめる、なんとも贅沢なサービスだ。

和×洋、夢のコラボカレー
雲収赤カリーと渋沢カリー

日本料理を世界に発信するリーダー、菊乃井の村田吉弘さん、そして帝国ホテルの総料理長、杉本 雄シェフがそれぞれ個性を発揮したカレーの食べ比べができるセット。どちらも野菜の旨味を存分に堪能できる軽やかでヘルシーな逸品だ。手に取りやすい国民食とも言えるカレーを、和洋極めた一流の味で！

有機栽培＆天然素材のみを使用した旬の味覚
オーガニックジェラート 詰め合わせ

夏にぴったりのドルチェといえばジェラート。オーガニック、または天然素材のみを使用した旬のジェラートが楽しめる福岡の人気店、「ジェラート ナトゥラーレ」の代表的フレーバーが詰め合わせになった。白眉は、同モールのオリジナルフレーバー「イチゴのミルフィーユ」。素材を丸ごと閉じ込めたような香りやテクスチャーは、作りたてならでは。

「ぎんざ空也」5代目、山口さんと初共演！
和洋折衷マドレーヌMONAKA

最中といえば、つぶあん派、それともこしあん派？　この夏は、新感覚のマドレーヌ入りなどいかがだろう。それも、「ぎんざ空也」5代目と帝国ホテル総料理長が初共演を果たした、とてもレアなスイーツだ。山口彦之さんが監修した、つぶあん最中の片側半分に、杉本シェフ考案のバターの香り立つマドレーヌがたっぷりと詰まった贅沢な逸品。

シェル型最中の皮の食感も楽しんでいただきたいと、食べる直前にパッケージを開けて、自分で組み立てるという、何とも粋な最中ではないか。

和牛1頭から16本しか取れない希少部位
霧島和牛 骨付きロース「トマホーク」

宮崎県、霧島連山の麓に広大な牧場を構える「KIRISHIMA RANCH」で、愛情と時間をたっぷり掛けて育てられた霧島和牛。夏のBBQのメインディッシュにぴったりの骨つき肉は、出産を経験した経産牛を再肥育しているため、脂身が多すぎずさっぱりしていて、凝縮された肉の旨味をしっかりと味わえる。

杉本シェフも現地を視察に訪れた。わんぱくな見かけによらず、実は、ミドルのお腹にとても優しい塊肉。しかも、杉本シェフが発案した薫香を纏わせて届くという贅沢な仕立ても見逃せない。季節の高級ハーブとガーリックも一緒にお届け。

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［MEN’S EX Summer 2025の記事を再構成］（スタッフクレジットは本誌に記載）
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