高感度ビジネスマンが今あえて乗る「外しの美学」を備えたクルマとは?【スポーツセダン編】

NULL
Facebook
Twitter
友だち追加
高感度ビジネスマンがあえて乗る「外しの美学」を備えたクルマ【スポーツセダン編】

一芸に秀でた機能や性能、デザインなどを持ち、「へえ、こんなクルマの選び方があるんだ」と思わせるクルマをチョイスする

いきなりタイトルで”美学”と言ってしまったが、そんなに大上段に構えるつもりはない。クルマ選びは人それぞれ、売れ筋のブランドを選ぶことは間違いでもなんでもない(いや、そちらの方が王道かと)。

しかし、色々と探してみると世の中には「おっ、これは」と思わせるクルマは存在する。ファッションや時計の世界でも、定番と言われるブランド以外の商品を所有することで存在感やライフスタイルをアピールすることも数多くあるだろう。

ならば普段は脚光を浴びることが少なくても、定番を選択せず「さりげなく、それでいてしっかりとした購入(所有)理由を語れる」、もう少し砕けた言い方をすれば「蘊蓄(うんちく)が語れる」クルマを選ぶというのも大人のクルマ選びとしてあってもいい。

そこで今回は「スポーツセダン」を取り上げることにした。日本におけるセダンマーケットは過去と比べれば大きくシュリンクしているのが現実だ。実は米国でも今後、モビリティの進化によりセダン市場は大きく減少するという予測も出てきている。

そんな中、日本では過去で言えばミニバン、昨今ではSUVといったジャンルが市場を席巻しており、さらに言えば登録車/軽自動車を含めた乗用車の中でホンダ N-BOXが月間販売台数でトップになるなど、軽自動車の強さも無視できない。

一方で販売台数という括りではなく、存在感という点では輸入車のスポーツセダンはまさに”ザ・定番”として人気が高い。この辺はブランド力も影響しているわけだが、国産車は後塵を拝する格好になっているのも現実だ。だからこそ、前述したように日本のお家芸とも言える環境(燃費)技術や少し前に流行った「お・も・て・な・し」に代表される快適性などを兼ね備えたクルマ選びがポイントとなってくる。

もちろん「スポーツ」の文字を冠する以上、走りにこだわることは当然だが、同乗者(彼女や家族)に対する気配りも重要だ。そんな大人に相応しいスポーツセダンを選んでみた。

アクセラセダンは全長4580×全幅1795×全高1455mmとCセグメントとしては標準的なボディサイズで街中から高速道まで扱いやすいのが特徴。写真は1.5リッター車だが、2.2リッター車の最上位モデルである“Lパッケージ”(308万8800円:FF)には1.5リッター車で設定のない電動サンルーフを標準装備するほか、高輝度ダーク塗装の18インチアルミホイールが足元をスポーティに演出する。

アクセラセダンは全長4580×全幅1795×全高1455mmとCセグメントとしては標準的なボディサイズで街中から高速道まで扱いやすいのが特徴。写真は1.5リッター車だが、2.2リッター車の最上位モデルである“Lパッケージ”(308万8800円:FF)には1.5リッター車で設定のない電動サンルーフを標準装備するほか、高輝度ダーク塗装の18インチアルミホイールが足元をスポーティに演出する。

インパネまわりは人間を中心に開発、7インチのセンターディスプレイやアクティブ・ドライビング・ディスプレイ(いわゆるヘッドアップディスプレイ)などの採用により運転しながら的確に情報を把握できる設計となっている。22XDにはEPB(電動パーキングブレーキ)も標準装備される。

インパネまわりは人間を中心に開発、7インチのセンターディスプレイやアクティブ・ドライビング・ディスプレイ(いわゆるヘッドアップディスプレイ)などの採用により運転しながら的確に情報を把握できる設計となっている。22XDにはEPB(電動パーキングブレーキ)も標準装備される。

2.2リッタースカイアクティブ-Dエンジンは最高出力129kW(175ps)/4500rpm、最大トルク420N・m(42.8kgf・m)/2000rpmを発生する。燃費性能もJC08モードでリッター19.6kmと優れている。

2.2リッタースカイアクティブ-Dエンジンは最高出力129kW(175ps)/4500rpm、最大トルク420N・m(42.8kgf・m)/2000rpmを発生する。燃費性能もJC08モードでリッター19.6kmと優れている。

2グレード構成の内、上位となるハイブリッドEXは410万円。全長4945×全幅1850×全高1465mmとアッパーミドルサイズの上級セダンに位置する。

2グレード構成の内、上位となるハイブリッドEXは410万円。全長4945×全幅1850×全高1465mmとアッパーミドルサイズの上級セダンに位置する。

EX専用装備として18インチアルミホイール&タイヤやカラードトランクスポイラーなどが標準装備される。カタログ上の燃費は17インチタイヤを装着するLXよりリッター1.6kmダウンするがプレミアムモデルゆえにやはりEXがオススメだ。

EX専用装備として18インチアルミホイール&タイヤやカラードトランクスポイラーなどが標準装備される。カタログ上の燃費は17インチタイヤを装着するLXよりリッター1.6kmダウンするがプレミアムモデルゆえにやはりEXがオススメだ。

メーターやインパネに設置された合計3つのディスプレイが特徴。それぞれに役割を持たせ高い視認性を実現している。シフト操作もNSXやクラリティなどと同様の考えを持つ、エレクトリックギアセレクターを採用する。

メーターやインパネに設置された合計3つのディスプレイが特徴。それぞれに役割を持たせ高い視認性を実現している。シフト操作もNSXやクラリティなどと同様の考えを持つ、エレクトリックギアセレクターを採用する。

RS3の価格は785万円とそれなりに高くなるが内容を見れば十分納得できる。全長4479×全幅1802×全高1399mmで専用のシングルフレームグリルやフレア付きフェンダーなどA3との差別化が図られている。

RS3の価格は785万円とそれなりに高くなるが内容を見れば十分納得できる。全長4479×全幅1802×全高1399mmで専用のシングルフレームグリルやフレア付きフェンダーなどA3との差別化が図られている。

リアまわりもRS専用バンパーや大型のリアディフューザーを装着、19インチアルミホイールも装着するが、派手というよりはダイナミックな造型で、さながらアスリートのような出で立ちと言っていいだろう。

リアまわりもRS専用バンパーや大型のリアディフューザーを装着、19インチアルミホイールも装着するが、派手というよりはダイナミックな造型で、さながらアスリートのような出で立ちと言っていいだろう。

標準装着のシートでもホールド性は十分以上だが、写真のRSデザインパッケージはオススメ。サイドサポートも強化されているが、何よりもダイヤモンドパターンのステッチを初め、ニーパッドやドアアームレストなども専用品となる。

標準装着のシートでもホールド性は十分以上だが、写真のRSデザインパッケージはオススメ。サイドサポートも強化されているが、何よりもダイヤモンドパターンのステッチを初め、ニーパッドやドアアームレストなども専用品となる。

2024

VOL.341

Spring

  1. 1
2
LINE
SmartNews
ビジネスの装いルール完全BOOK
星のや
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
pagetop