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金沢の名店、予約の取れない寿司屋へ

乙女寿司

今後、仕事をご一緒する方と打ち合わせを済ませ、今度は金沢へ移動。なんと、あの有名な“乙女寿司”に予約が取れたというのだ。香林坊のほど近くにあるこちらは2016年にミシュランの1ツ星、2021年には2ツ星を獲得しているという名店。日本海の新鮮な魚介類のおかげで寿司の名店が多い金沢の地でも、必ず名前が挙がってくる。以前から一度は訪れたいと思っていた。

なかなか予約が取れないので、2回転制を採用しているとか。今宵の予約は1回転目で、17時30分~とやや早いスタートだがサクッといただくには、それもまたよし。のんびり派は2回転目を狙うべし。今回は出張メンバーと一緒なので、お座敷へと案内された。

夕食をチェック(画像4枚)

まずは、つまみで刺身の盛り合わせから。メジマグロ、ボタン海老と卵巣、ひらめ薄造りをいただきながらビールを。北陸の冬の味覚の王者・ブリが登場し、イカ糸造りが続いて、いよいよ待ってましたと端正に整えられた香箱ガニがお目見え。ああ、冬に来て、本当によかった。食べ終わったら甲羅に熱燗を注ぐ熱い“甲羅酒”が胃の腑へと染み渡る。

焼き物はノドグロ。すっと箸を入れると、身がほろり。噛みしめると脂がじゅわっと。地酒は手取川の冬純米を選び、ああ、日本人でよかったとしみじみ。マグロのカマの炙りや優しい舌触りの白子のすりながしの後に、いよいよ握りがスタート。

全体的に上品な小ぶりの握りがありがたい。 アラ、甘エビから始まって、大トロとスキッとしたコハダが続く。ズワイガニ、アジ、ノドグロにバイ貝。あまりの握りのうまさに、時間が短いにもかかわらず皆で追加を注文してしまうほど。最後はふわふわの炭焼きアナゴで終了となる。

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