金沢の夜はまだこれから。自然派ワインに部屋飲みまで

出張仲間とはここでお別れ。さて、ここからがいつものひとり旅のスタートだ。乙女寿司が1回転目だったので、まだまだ夜は長い。知人から教えてもらった、ナチュールが揃うワインバーの“いなさ”へと向かう。早い時間だからか先客は誰もおらず、雰囲気のある空間を独り占め。

“かぶとアオリイカの新しょうが和え”というのが気になり、白ワインをチョイス。爽やかな甘夏のようなアロマで、奥に苦味を感じる白ワインを合わせた。イカとかぶのねっとりした歯触りが口の中をくすぐる。泡が欲しくなったので、すかさずロゼのスパークリングもオーダー。

他にも猪肉の餃子やグラタンなど魅力的なメニューがたくさんあったのだが、散々、寿司を食べた後だったのでセーブモード。でも、1品だけというのもさみしいので、“豆乳坦々麺”をシメにしてローヌのテンプラリーニョもいただく。実は支払いがキャッシュオンリーと知って、現金の持ち合わせがあまりなく、少しびびってしまったというのが本音だったりも(笑)。でも、こちら、ワインの品揃えはもちろん、ひねりのある料理や随所にこだわりを感じる内装など、近くにあったら絶対に通ってしまうだろうな、という魅力にあふれていた。また、伺おう。

スタートが早いと、2軒行ってもまだ21時前。「カードが使えるところをもう1軒?」とも思ったが、さすがに食べ過ぎ&飲み過ぎなので、コンビニでハイボールと水を買って、(なぜかスイーツまで!)ホテルへと帰ってそれらを平らげたら、即、爆睡。

>>>後編に続く
取材・文/藤村 岳






