【じっくり解説】鴨志田さんに聞く「ブリティッシュ・アメリカン」の今昔物語

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鴨志田康人氏&ポール・スチュアートから学ぶ
ブリティッシュ・アメリカン今昔物語

1970年代〜’80年代にかけて黄金期を築いたブリティッシュ・アメリカン(アングロ・アメリカン)スタイルにおいて、中核を成したブランドのひとつがポール・スチュアート。その歴史を鴨志田康人氏に伺いつつ、アングロ・アメリカンの魅力を尋ねてみた。

ポール・スチュアート ディレクター 鴨志田康人氏

ポール・スチュアート ディレクター
鴨志田康人氏

 Profile 
1957年生まれ。ビームスを経てユナイテッドアローズに創業メンバーとして参画。2007年からは自身のブランド「カモシタ」も展開。’19年からポール・スチュアートの日本におけるディレクターも務めている。



「ノンシャランで洗練されたアングロ・アメリカンは私にとって永遠の憧れ」
――鴨志田氏

M.E. 基本の話で恐縮ですが、そもそもブリティッシュ・アメリカン(アングロ・アメリカン)とはどんなスタイルなのですか?

鴨志田 大もとは’30〜’50年代に活躍したハリウッド俳優たちの装いにあります。彼らはサヴィル・ロウでテーラードを仕立て、シャツやタイなどもしばしば英国で選んでいました。ちなみに、イタリアのテーラードやフランスのシャツ店などでもオーダーしていましたが。しかし彼らはアメリカのスターですから、英国然としたアンダーステイテッドな装いよりも華やかな装いを好んだ。Vゾーンの装飾的な色使いやテーラードスーツの誇張したフォルムなど、グラマラスなスタイルこそがアングロ・アメリカンの基盤なのです。やがて既製服の製造が発達し、カジュアルな服装が大量生産されるにつれて英国的な堅苦しさから徐々にカジュアルミックスした装いへ移っていきます。アイビーリーガーのスタイルはまさにその象徴です。’70年代に入るとイタリアやパリのモード旋風がアメリカの男性像にも強く影響を及ぼし、ニューヨークデザイナーが台頭したりといった変化が生まれてきます。

M.E. そしてポール・スチュアート(以下P.S)も、’70年代からのアングロ・アメリカン黄金期を支えた立役者だったわけですね。


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