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鶴原　打ち比べてみて、いかがですか？

奥嶋　4番アイアン相当のクラブで、こんなにスピンが入って高弾道が打てるとは驚きです。標準のカーボンシャフトは、ドライバーのヘッドスピードが42m/sぐらいの人向けかな。僕がしっかりめに打つとシャフトが戻りきらず、少し右方向に飛ばしがちでした。

鶴原　計測数値を見ると、2モデルともよく球がよく上がっています。ヘッドサイズの大きい「U･505」は「T200 ロング」よりも打ち出し角が高く、スピン量も若干多め。さらに高弾道が打ちやすいモデルになっているようです。

奥嶋　何球か打ちましたが、ボール初速も「U･505」のほうが速かったです。やさしく飛ばしたいなら間違いなく「U･505」がいいでしょうね。

鶴原　僕は前作の「U･510」を気に入って使っていますが、その性能が「U･505」にも踏襲されています。球が上がりやすくて直進性が高い！ ウッド型ユーティリティと同レベルの打ちやすさ備えたアイアン型ユーティリティですね。あと、前作よりも打感が少し良くなっていますよ。

奥嶋　「T200 ロング」はヘッドを動かしやすくて、打っているときの感覚はやはりロングアイアンです。アイアンと同じ操作性を求める人は、「T200 ロング」をチョイスするといいでしょうね。

鶴原　「T200 ロング」でも十分に球が上がってくれるので、打ってみて難しいクラブには感じませんでした。まっすぐ打ちたいなら「U･505」、そこそこ方向性に自信がある人は「T200 ロング」、という選び方でもいいと思いますね。

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文／鶴原弘高