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ローマの方がスポーティなセッティングだが…

フェラーリ ポルトフィーノM
2020年9月に本国で発表された、ポルトフィーノの改良モデル。リトラクタブルハードトップを備えた2+2シーターで、価格は2737万円となる。

ポルトフィーノMとローマのエンジンはいずれも3.9リッターV8ツインターボで、8速化なったDCTと組み合わせて620psを発揮するところまで同じ。エクステリア以外では、ローマのインテリアでタッチセンサー式の最新操作モードが用意されていることが最も大きな違いで、その他はやっぱりそっくり。車両価格はローマの方が60万円ほど安いけれど、オーバー2500万円のクルマでその程度は誤差。やっぱり同じだ。そう思うと、クーペにもオープンにもなるポルトフィーノMの方が随分とお買い得に見えてくる。

フェラーリ ローマとポルトフィーノM
ローマのボディサイズは全長4656×全幅1974×全高1301mmで、ポルトフィーノMは全長+38mm、全高+17mmで全幅−36mmとなる。ホイールベースは同サイズ。

ポルトフィーノMの試乗車が用意できたというので、それに合わせてローマも拝借、乗り比べてみることに。少しだけ専門的なことを言うと、事前情報としてローマとポルトフィーノMとではアシまわりのセッティングが違うことは分かっていた。重心高がわずかに高く、重量も少しだけ重いポルトフィーノMのリアが少しだけ硬く、逆にローマのフロントスタビライザーはポルトフィーノMより少し硬い。前後重量バランスもポルトフィーノMの方が2%ほどリア寄りの設計になっている(もちろんハードルーフの開閉時で変わる)。

かいつまんで言うと、ローマの方がスポーティなセッティングだということ。果たしてそれは乗り比べてみても分かるほど違うのだろうか。

ポルトフィーノのディテールをチェック!(画像7枚)

<p>ボディサイズは全長4594×全幅1938×全高1318mm、ホイールベース2670mm。改良により、フロントマスクやリアディフューザーなどのデザインが変更されている。</p>

ボディサイズは全長4594×全幅1938×全高1318mm、ホイールベース2670mm。改良により、フロントマスクやリアディフューザーなどのデザインが変更されている。

<p>メーター部は中央に回転計を配置、左右に各種情報を表示する液晶画面が備わる。センターコンソールにはタッチ式のディスプレイを採用した。</p>

メーター部は中央に回転計を配置、左右に各種情報を表示する液晶画面が備わる。センターコンソールにはタッチ式のディスプレイを採用した。

<p>ステアリングの右側に、走行モードをセレクトできるマネッティーノのスイッチを配置。ウェット、コンフォート、スポーツ、レース、ESPオフ、の5つからセレクトできる。</p>

ステアリングの右側に、走行モードをセレクトできるマネッティーノのスイッチを配置。ウェット、コンフォート、スポーツ、レース、ESPオフ、の5つからセレクトできる。

<p>フロントシートは背面を薄く仕立てることで後席居住性を向上させた。なお、リトラクタブルハードルーフの開閉時間は約17秒。</p>

フロントシートは背面を薄く仕立てることで後席居住性を向上させた。なお、リトラクタブルハードルーフの開閉時間は約17秒。

<p>リアシートは可倒式となっており、トランクスルー機能が備わっている。</p>

リアシートは可倒式となっており、トランクスルー機能が備わっている。

<p>オープン時のルーフはラゲージ上部に収納される。ラゲージ容量は292リッターとなる。</p>

オープン時のルーフはラゲージ上部に収納される。ラゲージ容量は292リッターとなる。

<p>ボディサイズは全長4594×全幅1938×全高1318mm、ホイールベース2670mm。改良により、フロントマスクやリアディフューザーなどのデザインが変更されている。</p>

ボディサイズは全長4594×全幅1938×全高1318mm、ホイールベース2670mm。改良により、フロントマスクやリアディフューザーなどのデザインが変更されている。

<p>メーター部は中央に回転計を配置、左右に各種情報を表示する液晶画面が備わる。センターコンソールにはタッチ式のディスプレイを採用した。</p>

メーター部は中央に回転計を配置、左右に各種情報を表示する液晶画面が備わる。センターコンソールにはタッチ式のディスプレイを採用した。

<p>ステアリングの右側に、走行モードをセレクトできるマネッティーノのスイッチを配置。ウェット、コンフォート、スポーツ、レース、ESPオフ、の5つからセレクトできる。</p>

ステアリングの右側に、走行モードをセレクトできるマネッティーノのスイッチを配置。ウェット、コンフォート、スポーツ、レース、ESPオフ、の5つからセレクトできる。

<p>フロントシートは背面を薄く仕立てることで後席居住性を向上させた。なお、リトラクタブルハードルーフの開閉時間は約17秒。</p>

フロントシートは背面を薄く仕立てることで後席居住性を向上させた。なお、リトラクタブルハードルーフの開閉時間は約17秒。

<p>リアシートは可倒式となっており、トランクスルー機能が備わっている。</p>

リアシートは可倒式となっており、トランクスルー機能が備わっている。

<p>オープン時のルーフはラゲージ上部に収納される。ラゲージ容量は292リッターとなる。</p>

オープン時のルーフはラゲージ上部に収納される。ラゲージ容量は292リッターとなる。

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