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シトロエンらしい“ゆるフワ”な乗り心地

シトロエン C5エアクロスSUVプラグインハイブリッド
クルーズコントロールや車線内の左右位置をキープしてくれるレーンポジショニングアシストなどを統合した、ハイウェイドライブアシストなど、先進装備も充実。

シトロエンは、過去のモデルに“ハイドロニューマチック”という乗り心地にこだわった独自のサスペンションを採用してきたことで知られるが、このC5 エアクロス SUVではその現代的解釈とうたうサスペンションシステムが備わっている。

「PHC(プログレッシブハイドローリッククッション)」と呼ばれるもので、サスペンションが小さく細かく動く状況や、うねりを超えるようなストロークスピードが低い状況では、“ゆるフワ”な乗り心地を提供。また路面から大きな入力があってもサスペンションは底づきすることなく減衰し、挙動変化を抑制する。実はこれはシトロエンが数年前まで参戦していたパリ=ダカールラリーやWRC(世界ラリー選手権)などで採用していた技術をベースにしているという。

ドライブモードは、EV走行する「エレクトリックモード」をデフォルトとし、エンジンとモーターが状況によって自動的に切り替わる「ハイブリッドモード」、エンジン主体で駆動する「スポーツモード」の3つがある。

エンジンへの切り替わりはとてもスムーズで意識していなければ気づかないほど。またシフトレバーをBに切り替えれば、回生の度合いが強くなり、まるでシフトダウンしてエンジンブレーキをきかせるような感覚が味わえる。ちなみにメーター表示上はバッテリー走行可能距離が0kmなってもバッファ分のエネルギーは保持されているようで、ハイブリッド走行は行うようだ。

シトロエン C5エアクロスSUVプラグインハイブリッド

シトロエンユーザーにアンケートをとると、購入動機の1位が「デザイン」、2位が「快適な乗り心地」だという。そして満足している点の1位は圧倒的に、「快適な乗り心地」という。電動化によって得たスムーズな動力性能、静粛性、そして低重心化と前後重量配分の最適化によって、「C5 エアクロス SUV プラグインハイブリッド」は、現行ラインアップでもっとも“快適な乗り心地”のシトロエンといえるものだ。

文=藤野太一 写真=河野敦樹、グループPSAジャパン 編集=iconic

<p>左側後部に充電ポートを配置。充電は200V普通充電のみに対応、6kWの場合は約2.5時間で満充電となる。ちなみに右側後方にはガソリン給油口が配されている。</p>

左側後部に充電ポートを配置。充電は200V普通充電のみに対応、6kWの場合は約2.5時間で満充電となる。ちなみに右側後方にはガソリン給油口が配されている。

<p>グランドC4スペースツアラーなどのモジュラーシートのノウハウを用いたという、独立3座のリアシートを採用する。</p>

グランドC4スペースツアラーなどのモジュラーシートのノウハウを用いたという、独立3座のリアシートを採用する。

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