スタートアップ企業と本気で共同開発したスマートフットウェアを体感
今回のプレスミーティング会場で最も注目を集めていたのは、アッパーと、ミッドソールが分解された状態で展示されていた一足のスニーカーだ。
これはアメリカのラスベガスで開催された家庭用エレクトロニクス技術における世界最大の見本市「CES2020」でデビューしたスマートフットウェアのプロトタイプ。アシックスの投資子会社「アシックス・ベンチャーズ」が、日本のスタートアップ企業「ノーニューフォルクスタジオ」へと出資し、共同開発したものだ。ノーニューフォルクスタジオが開発した「足の動きをリアルタイムにデータ化する技術」を活かし、歩数やストライド幅の長短やかかと着地、つま先着地などの接地位置を計測するセンサーを搭載している。センサーの大きさはフリスクケース大といったところ。