【Q3】覚えておくべき銘柄は?
【A】まずはスコッチの6産地と代表銘柄を押さえる
スコッチの6産地と代表銘柄をフォトギャラリーで解説(写真6点)
【Q4】おつまみの定番は?
【A】意外と奥が深いナッツやチョコレートがおすすめ
ウイスキーのお供といえばナッツやチョコだが、これもこだわると実に奥深い。同じチョコでもスパイシーなウイスキーにはビター系、マイルドならミルク系といった具合に相性があり、様々なマリアージュを愉しめるのだ。
【Q5】覚えておきたい用語は?
【A】ツウを気取れる単語はコレ
<ニート>
飲み方。ストレートと同義。水も氷も一切加えないため、ウイスキーそのままの味を堪能できるが、香りは加水したほうが引き立つ。熟成の進んだウイスキーを飲む際におすすめ。
<ピート>
泥炭と呼ばれる燃料の一種。ウイスキーに風味を与える目的で使用され、独特な燻製香のもとになる。「ピートが効いている」「ピート香が強い」などといった言い方で用いられる。
<フィンガー>
ウイスキーの量を表す単位。グラスの底から指1本ぶんの量を「ワンフィンガー」、2本ぶんの量を「ツーフィンガー」と呼ぶ。それぞれ「シングル」、「ダブル」とほぼ同じ。
<ショット>
こちらも量を表す単位だが、1ショットの量は店や地域によって差がある。日本では1オンス(約30ml)が一般的だが、「(シングルで)ウイスキー1杯」というニュアンスが強い。
<カスクストレングス>
通常、ウイスキーは瓶詰めする際に水を加えるが、ここで加水せずにボトリングしたものをカスクストレングスと呼ぶ。通常は約40度なのに対し、こちらは60度に及ぶものも。
<スランジバー>
スコットランド・ゲール語で、乾杯の際に使われる挨拶。「Good Health」という意味になる。スコッチバーで使うとツウだが、初心者が乱用すると白眼視されかねないので注意。
【Q6】熟成年の違いで味はどう変わる?
【A】“カド”が取れ、余韻がより豊かに育つ
熟成が進むことでまろやかさと複雑みを増していくのがウイスキーの醍醐味。タリスカーも10年と18年を比べると、後者はさらにリッチな余韻を愉しめるようになっている。1万4200円(タリスカー)
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年1・2月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)