男の渋さを演出するなら、こんなコート!

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PAUL STUART / ポール・スチュアート
“渋みの追憶”

ポール・スチュアート

タイロッケン型の一種だが、ポール・スチュアートではこのスタイルを伝統的にクリフォードと呼ぶ。これはブランド中興の祖である2代目CEO、クリフォード・グロッド氏自身が約40年前にデザインしたことに因む。「当時米国はバルカラーとトレンチが主流。その中でこのグラマラスさは目立ったはず。これを着た男たちは相当なセンスと強い美意識があったのでは?」と語るのは、今季から日本におけるディレクターを務める鴨志田康人氏。確かに、’70年代のニューヨーカーのスノビズムが香ってくるような佇まいだ。

ポール・スチュアートのクリフォードコート[Tielocken Type]

ポール・スチュアート
15万円(ポール・スチュアート 青山店)

たっぷりゆとりをもたせたシルエットが今の気分に合致するタイロッケン型コート。チンストラップも装備し、さりげないアクセントとなっているのもいい。そのハリと独特の色味がヴィンテージな味を高める生地は、VBC社製のウール100%。

関連記事:コートの基本的な分類についてはコチラ!



※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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