脱ファミリーカーを果たした新型Bクラス。コンパクトな実用車はこれで決まり!?

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1.4リッターの試乗車は、パワフルではない

エンジン
エンジンはガソリンとディーゼルの2種類をラインナップ。排気量はガソリン1.4リッターのターボが136ps、2リッターのディーゼルターボが150psとなる。

パワートレインは、1.4リッターのガソリンターボと7速DCTを組み合わせた180が先行して導入され、10月頃には2リッターディーゼルターボと8速DCTを組み合わせた「B 200 d」が用意される予定だ。今回は「B 180」に試乗した。1.4リッターとはいうものの、実際の排気量は1332ccで、最高出力136ps、最大トルクは200Nmを発揮する。

最新インフォテイメントシステムであるMBUX
メルセデス・ベンツの最新インフォテイメントシステムであるMBUXを搭載。Aクラス同様、小型モデルであってもこうした快適、安全デバイスにぬかりはない。

お世辞にもパワフルという印象ではないが、大人2人で試乗しているぶんには動力性能に不満はなかった。ただし、人と荷物を満載してというシーンでは力不足を感じる場面もあるかもしれない。数ヶ月ほど購入を待てるのであれば、ディーゼル仕様と乗り比べてから決めたほうがいいと思う。乗り心地はかためだが、初期のAクラスで感じられたコツコツとした突き上げ感は少し軽減されて上質になった。ステアリングの操舵感も軽く、着座位置の高さもあいまって市街地での取り回しもしやすい。そして実は、ベース車の全高は1565mmなのだが、AMGライン装着車はスポーツサスペンションとなり全高が1550mmと立体駐車場に入庫可能なサイズになる点も注目だ。先代ではファミリカーのイメージが強かったBクラスだが、シャープなスタイルを手に入れたことでよりマルチパーパスなモデルになったようだ。



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文/藤野太一 写真/柳田由人 編集/iconic

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