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創業が1818年というから、日本がまだ江戸時代だった頃にこのブランドの歴史が始まっていたのだ。それにしても息の長いブランドとして、様々な時代を潜り抜け、男たちのファッションを支えてきたものだ。

だが最近のブルックス ブラザーズからは、伝統的な紺色のブレザージャケットや、グレーフランネルのスーツにとどまらず、ヨーロッパテイストのアイテムも増え、インターナショナルな感覚のファッションが提案されている。

今回のショーでも、伝統的なアイテムを楽しく組み合わせて、新しいコーディネートを提案していた。200年の歴史を持つ老舗は次の時代に向けて確実なあゆみをみせてくれた。メンズファッションはこのような伝統を大切にするブランドによって、さらなる新しい時代を作り上げていくのだろう。

ブルックス ブラザーズの日本上陸40周年を祝うランウェイ



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松山 猛 Takeshi Matsuyama

1946年京都生まれ。作家、作詞家、編集者。MEN’S EX本誌創刊以前の1980年代からスイス機械式時計のもの作りに注目し、取材、評論を続ける。

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