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ここまでは、アンティークウォッチの愉しみ方について聞いたが、では、その取り扱いにはどんな注意が必要だろうか?

アンティークウォッチの注意点

(1)雨の日は着用しない

アンティークウォッチの最大の敵はやはり「水」である。現行品とくらべても防水性は圧倒的に低く、基本的に非防水だと考えておいたほうがよい。雨の日は着用を避け、手洗いの際などにもうっかり濡らしてしまわないよう十分に注意したい。少しでも水に濡れそうなシーンでは時計を外すなどの配慮が必要だ。

(2)落とさない・ぶつけない

これは現行・アンティークに共通していえることだが、とりわけアンティークの風防はプラスティック製やミネラルガラス製であるため破損しやすい。それゆえ取り扱いには十分注意しよう。

仕事時にアンティークウォッチをつけるのはルール違反? ロレックスをはじめ憧れブランドも比較的低価格から手に入るのがアンティークウォッチの醍醐味だが、取り扱いには気をつけるべき点がいくつかある。写真の時計の詳細は、こちらの記事を。

(3)高精度は期待しない

製造から50年以上経た機械式製品であるゆえ、当然ながら現行品同等の精度の高さは見込めない。また、デイト表示の日送り機構など、アンティーク特有の操作方法がある場合もあるので購入時に確認しておいたほうがよい。

(4)信頼できる店で買う

ネットオークションなどでも比較的安く販売されているアンティークウォッチだが、出所の不確かな商品を買うのは危険である。粗悪品や偽造品をつかまされないためにも、専門の技術者がいる有名アンティーク時計店で購入することをお勧めしたい。

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