ロレックス、カルティエ、オメガ…「どこの時計?」と必ず聞かれるアンティークウォッチ11本を腕乗せ!

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ロレックス、カルティエ、オメガ...「どこの時計?」と必ず聞かれるアンティークウォッチ10本を腕乗せ! 左から、ロレックス、オメガ、カルティエ。全11本の1930年代〜’70年代製アンティークウォッチを試着した

唯一無二に出会える

“時計は腕に乗せてみなければ、本当のよさや雰囲気はわからない”。その信念のもと、有名時計ショップやブランドの厳選モデルを、実際に腕に着用したカットとともに紹介するこの連載企画。

おかげさまで大好評だった前回の人気モデル(現行品)の腕乗せ企画を受け、今回は特別編として、東京・森下にあるアンティーク時計店「ケアーズ」で人気モデルを調査した。

この世界の権威の一人であり、TV番組「開運! なんでも鑑定団」の時計鑑定士としても活躍する同店のオーナー・川瀬友和さんに、アンティーク時計のおすすめモデルをチョイスしてもらった。ブランドは、ロレックス、カルティエ、オメガ、ブライトリングなど、現行品も人気のメジャーブランドが中心。1930年代〜’70年代の珠玉のアンティークウォッチが揃った。

それぞれ現行の腕時計にはない魅力をもつ厳選11本の”腕乗せカット”。川瀬さんのコメントと合わせて一挙に掲載するので、アンティークの初心者もぜひ参考にしてもらえたらと思う。

それではいつもの通り、下のフォトギャラリーで詳しく紹介しよう。

<b>ブライトリング<br>クロノマット 1stモデル<br></b>「1940年代に製造された元祖クロノマット。径36mmのケースに45分積算インダイヤルを備えた2カウンター仕様のクロノグラフで、外周にはテレメーター、回転ベゼルと、1stモデルならではのクラシカルな文字盤デザインが魅力の1本です」

ブライトリング
クロノマット 1stモデル
「1940年代に製造された元祖クロノマット。径36mmのケースに45分積算インダイヤルを備えた2カウンター仕様のクロノグラフで、外周にはテレメーター、回転ベゼルと、1stモデルならではのクラシカルな文字盤デザインが魅力の1本です」

<b>ブライトリング<br>クロノマット 1stモデル<br></b>ケース径:36mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:88万円

ブライトリング
クロノマット 1stモデル
ケース径:36mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:88万円

<b>オメガ<br>レイルマスター 1959年製<br></b>「近年復刻されて話題を呼んだレイルマスターのオリジナル。もともと鉄道時計として開発され、二重ケース構造の高耐磁仕様であることから、当時はパキスタン空軍などに採用されていました。オメガのアンティーク品ではたいへん人気のある顔です」

オメガ
レイルマスター 1959年製
「近年復刻されて話題を呼んだレイルマスターのオリジナル。もともと鉄道時計として開発され、二重ケース構造の高耐磁仕様であることから、当時はパキスタン空軍などに採用されていました。オメガのアンティーク品ではたいへん人気のある顔です」

<b>オメガ<br>レイルマスター 1959年製<br></b>ケース径:37mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:320万円

オメガ
レイルマスター 1959年製
ケース径:37mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:320万円

<b>オメガ<br>コンステレーション 1959年製<br></b>「ツートーンのブラック文字盤にハート型インデックスを配した人気のタイプ。この時代特有の“ゴールドトップ”と呼ばれる厚みある金をかぶせたケースも特徴的です。また、全回転ローターを採用した初期型自動巻きの名機Cal.505を搭載しています」

オメガ
コンステレーション 1959年製
「ツートーンのブラック文字盤にハート型インデックスを配した人気のタイプ。この時代特有の“ゴールドトップ”と呼ばれる厚みある金をかぶせたケースも特徴的です。また、全回転ローターを採用した初期型自動巻きの名機Cal.505を搭載しています」

<b>オメガ<br>コンステレーション 1959年製<br></b>ケース径:35mm ケース素材:ステンレススティール×イエローゴールド ムーブメント:自動巻き 価格:46万円

オメガ
コンステレーション 1959年製
ケース径:35mm ケース素材:ステンレススティール×イエローゴールド ムーブメント:自動巻き 価格:46万円

<b>ロレックス<br>エアキング 5504 1959年製<br></b>「当時のエアキングとしては大型となる直径38mmのレアなビッグサイズモデル。現行品から見れば小ぶりですが当時はこれが“ビッグサイズ”でした。現存する最古のペットネームをもつエアキングは、ロレックスのアンティーク市場でも人気の1本です」

ロレックス
エアキング 5504 1959年製
「当時のエアキングとしては大型となる直径38mmのレアなビッグサイズモデル。現行品から見れば小ぶりですが当時はこれが“ビッグサイズ”でした。現存する最古のペットネームをもつエアキングは、ロレックスのアンティーク市場でも人気の1本です」

<b>ロレックス<br>エアキング 5504 1959年製<br></b>ケース径:36mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:自動巻き 価格:58万円

ロレックス
エアキング 5504 1959年製
ケース径:36mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:自動巻き 価格:58万円

<b>ルクルト<br>シャーク 1960年代製<br></b>「'60年代後半らしいダイナミックなデザインの1本です。名機バルジュー72を搭載した横並び3つ目のクロノで、ブラックアルミ製の回転ベゼルを装備。このモデルはテレメーター計付きベゼルですが、当時は3種類のベゼルがセットで販売されていました」

ルクルト
シャーク 1960年代製
「'60年代後半らしいダイナミックなデザインの1本です。名機バルジュー72を搭載した横並び3つ目のクロノで、ブラックアルミ製の回転ベゼルを装備。このモデルはテレメーター計付きベゼルですが、当時は3種類のベゼルがセットで販売されていました」

<b>ルクルト<br>シャーク 1960年代製<br></b>ケース径:40mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:200万円

ルクルト
シャーク 1960年代製
ケース径:40mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:200万円

<b>オメガ<br>ランチェロ 1958年製<br></b>「レイルマスターと同じデザインを取り入れた2針+スモールセコンドタイプ。アメリカ軍やペルー軍などにも納品されたモデルです。内部には大型で耐久性に優れることから名機と謳われる“30�oキャリバー”が搭載されています」

オメガ
ランチェロ 1958年製
「レイルマスターと同じデザインを取り入れた2針+スモールセコンドタイプ。アメリカ軍やペルー軍などにも納品されたモデルです。内部には大型で耐久性に優れることから名機と謳われる“30�oキャリバー”が搭載されています」

<b>オメガ<br>ランチェロ 1958年製<br></b>ケース径:36mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:98万円

オメガ
ランチェロ 1958年製
ケース径:36mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:98万円

<b>ベルソード<br>クロノグラフ 1930年代製<br></b>「3カラーの文字盤表示とフラットタイプのベゼルが人気のタイプです。BERTHOUD GENEVEはUNIVERSAL GENEVEと同じメーカーで、当時は販売地域などでブランド名を使い分けていました。通好みのいいデザインが多く、クオリティの高さも魅力です。」

ベルソード
クロノグラフ 1930年代製
「3カラーの文字盤表示とフラットタイプのベゼルが人気のタイプです。BERTHOUD GENEVEはUNIVERSAL GENEVEと同じメーカーで、当時は販売地域などでブランド名を使い分けていました。通好みのいいデザインが多く、クオリティの高さも魅力です。」

<b>ベルソード<br>クロノグラフ 1930年代製<br></b>ケース径:36mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:90万円

ベルソード
クロノグラフ 1930年代製
ケース径:36mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:90万円

<b>オメガ<br>スピードマスター4th 1967年製<br></b>「スピードマスターの第4世代モデル。基本的デザインは現在と大きく変わりませんが、特徴的なクロノ針や立体インデックスのスタイル、キャタピラータイプのブレスレットなどは、この年代ならでは。ピラー式クロノムーブの最終型となるCal.321を搭載しています」

オメガ
スピードマスター4th 1967年製
「スピードマスターの第4世代モデル。基本的デザインは現在と大きく変わりませんが、特徴的なクロノ針や立体インデックスのスタイル、キャタピラータイプのブレスレットなどは、この年代ならでは。ピラー式クロノムーブの最終型となるCal.321を搭載しています」

<b>オメガ<br>スピードマスター4th 1967年製<br></b>ケース径:41mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:160万円

オメガ
スピードマスター4th 1967年製
ケース径:41mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:160万円

<b>ロレックス<br>オイスター ロイヤライト 1940年代製<br></b>「現行のロレックスには存在しない40年代前半のモデル。この時代はまだシンボルの王冠マークがなく、インデックス内側に24時間表示を赤字であしらっています。もともとボーイズ用モデルとして開発されており、アンティークらしい小ぶりなサイズ感も魅力ですね」

ロレックス
オイスター ロイヤライト 1940年代製
「現行のロレックスには存在しない40年代前半のモデル。この時代はまだシンボルの王冠マークがなく、インデックス内側に24時間表示を赤字であしらっています。もともとボーイズ用モデルとして開発されており、アンティークらしい小ぶりなサイズ感も魅力ですね」

<b>ロレックス<br>オイスター ロイヤライト 1940年代製<br></b>ケース径:30.5mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:50万円

ロレックス
オイスター ロイヤライト 1940年代製
ケース径:30.5mm ケース素材:ステンレススティール ムーブメント:手巻き 価格:50万円

<b>カルティエ<br>タンク 1971年製<br></b>「プラチナ製ケースを採用したタンクのハイエンドモデル。プラチナケースは非常に希少であるため、アンティーク市場でたいへん人気があります。現行にも通じるポピュラーかつエレガントな文字盤デザインに、カルティエらしい気品が漂います」

カルティエ
タンク 1971年製
「プラチナ製ケースを採用したタンクのハイエンドモデル。プラチナケースは非常に希少であるため、アンティーク市場でたいへん人気があります。現行にも通じるポピュラーかつエレガントな文字盤デザインに、カルティエらしい気品が漂います」

<b>カルティエ<br>タンク 1971年製<br></b>ケース径:23mm×23.5mm ケース素材:プラチナ ムーブメント:手巻き 価格:330万円

カルティエ
タンク 1971年製
ケース径:23mm×23.5mm ケース素材:プラチナ ムーブメント:手巻き 価格:330万円

<b>ロレックス<br>デイデイト 1960年代製<br></b>「現在も人気が高いRef.1803の初期モデル。フルーテッド型ベゼルの刻みが非常に細かいのが特徴です。12時位置のフル表記による曜日表示、3時位置のサイクロップレンズ付き日付表示などは今も大きく変わらず、登場時から完成されていたデザインといえます」

ロレックス
デイデイト 1960年代製
「現在も人気が高いRef.1803の初期モデル。フルーテッド型ベゼルの刻みが非常に細かいのが特徴です。12時位置のフル表記による曜日表示、3時位置のサイクロップレンズ付き日付表示などは今も大きく変わらず、登場時から完成されていたデザインといえます」

<b>ロレックス<br>デイデイト 1960年代製<br></b>ケース径:36mm ケース素材:18Kイエローゴールド ムーブメント:自動巻き 価格:95万円

ロレックス
デイデイト 1960年代製
ケース径:36mm ケース素材:18Kイエローゴールド ムーブメント:自動巻き 価格:95万円

2024

VOL.341

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