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ボディサイズ拡大で駐車場問題が・・・

当然のことながら、旧型よりも大きくなった。問題はその大きくなり方で、全長はついに4.7mを超えてきたし、全幅に至っては1.83mである。もちろん、5シリーズ以上ともなれば、このサイズを大きく上回ってくるので、いくら日本は狭い道が多いとはいっても、絶対値として問題になるサイズではない。

けれども、駐車場事情がそれを許さない=3シリーズが限界だった、という人もまた少なからずいらっしゃるわけで、そういう方々にとって今回のサイズアップはもはや悲報というべきだろう。

前後シート
4ドアサルーンとしての基本性能に定評のある3シリーズらしく、前後シートの出来を含めた快適性も上々。ボディサイズの拡大には居住性の拡大というメリットがある。

サイズアップの理由は複合的だ。なかでも主要な”言い訳”としては、まず、人類は未だ大きくなっているというデータがあること(横幅も含めて)、次に性能アップ競争(ワイドトラック化)、そして今後より小さなサルーンが登場する可能性が高いこと、あたりだと思われる。

大きくなった3シリーズ。はたしてその甲斐は走りに現れていたのだろうか。アルガルヴェ地方の一般道(山道含む)とサーキットでその実力を試した。

ポルトガルの一般道にて試乗

一般道テストに供されたのは、330i Mスポーツと320dスポーツラインの2グレードだった。

エンジン
エンジンは320iが184ps、330iは258psの2?直6エンジンを積み、その後はBMW M社が開発に携わった374psの3?直6エンジンを積むM340i xDriveも遅れて導入されるという。

ちなみに日本での正式発表(価格や仕様など)は1月末で、デリバリーは来春に世界一斉で予定されている。その際には2リッター直4ターボの330i Mスポーツと、同じエンジンながらパワースペックの低い320i(Mスポーツとノーマルグレード)の日本上陸がまず予定されている。年央にディーゼルエンジンの320dやプラグインハイブリッド(PHEV)の330eが追加導入され、秋以降になるとMパフォーマンスモデルのM340i xドライブやツーリング(ワゴン)ボディが導入されるらしい。

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