アート級のインテリア(写真3枚)
内装に目をやると、いの一番に目に飛び込んできたのは、一台あたりで総長2.8km、31万675点に及ぶというカウハイドレザーシートのステッチだ。ハイドの厚みは1mm以上もあり、ダイヤモンドひとつあたり715ステッチの手間がかけられている。2種類のウッドをツートンでも選べ、心地よい調和を作り出す車内は、調度品のような落ち着きを放ちながらもスポーティな、ベントレー独特の世界観が広がっている。リアシートも包み込むような座り心地で、大人4人が快適に過ごせる車内は、さすがとしかいいようがない。
見た目も使い勝手もいいダッシュボードまわり(写真2枚)
またダッシュボード中央のウッドパネルはじつは三角柱形状になっていて、回転する仕組みになっている。走行中にはタッチスクリーン画面か、3連アナログメーターのいずれかを出すか選べる。またドライバー正面のインストルメンタルパネル内はついにフルデジタル表示を採ったが、ベゼルの輝きまで精緻に表現され、周囲のウッドやレザーの雰囲気を損ねていない。