[2025年 新常識]
少しでも! 涼しいジャケット、こだわりたいのは袖裏なし
年々過酷さが増している日本の夏。今年も30度台後半の猛暑の日々が続くことは確実だろう。暑さだけならまだしも、日本は湿度が高いため、身体的なダメージはより大きい。
それに備えて少しでも涼しくまとえるジャケットが欲しいのならば、「袖裏なし」にこだわるのは正解。夏場は多くの人が半袖を着用すると思うが、袖裏にライニングがついたものだと、かいた汗で袖がぺったり張り付き、不快感が募るばかりだからだ。
最近増えているシャツ生地一枚で仕立てたジャケットはもちろん、向こうが透けるような薄手の生地で仕立てたジャケットにも、こうした裏地なしのタイプが増えている。これらを上手に選んで、盛夏を涼やかに、かつスマートに乗り切っていただきたい。
袖裏なしの基本
「シャツジャケット」今季の3選
TINTORIA MATTEI(ティントリア マッティ)

1954年創業のイタリアのシャツブランド。コロニアルな雰囲気漂うブラウンのリネン100%生地を、風がはらむようなゆるりとしたシルエットのジャケットに仕立てた。デザイン的にもカバーオールを思わせ、オフィスカジュアルはもちろん、夏のリゾートの旅に伴っても重宝しそうだ。5万7200円(トレメッツォ)
( Check! ) 袖の透け感!
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[MEN’S EX Spring 2025の記事を再構成]
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