
シンプルなデザインと快適な航続距離で街にも暮らしにもフィットする
ホンダは9月、新型軽乗用EV「N-ONE e:(エヌワン イー)」を発売した。ガソリンエンジンモデルのN-ONEをベースとし、グランドコンセプトは“e:Daily Partner”。街にも生活にも自然に溶け込み、安心と軽快さを兼ね備えた日常のパートナーとなる1台だ。
パッケージングは従来のN-ONEの美点を継承。薄型バッテリーにより大人4人が快適に座れる室内を確保し、多彩なシートアレンジも健在だ。ステアリング位置を最適化し、より自然な運転姿勢を実現。全高を抑えることで立体駐車場の利用性や空力性能にも配慮している。
デザインはシンプルかつ上質。フロントフェンダーやテールゲートに力強い曲面を与え、軽快なスタンスを表現した。インテリアは開放感を重視し、ディスプレイレス仕様も用意。スマートフォンと連携することでミニマルな空間を提供する。加えて、リサイクル材や植物由来素材を採用し、環境負荷低減への姿勢も明確だ。
航続距離はWLTCモードで295kmを実現。小型・薄型化した大容量バッテリーと効率的にまとめられた電動パワートレーンを搭載し、軽自動車らしい取り回しやすさと十分な室内空間を両立している。バッテリー冷却・加温システムにより、夏季や冬季でも安定した走行距離を確保する。急速充電は約30分、普通充電では約4.5時間で完了。さらにV2Hや外部給電にも対応し、日常から非常時まで幅広く活用できる。
走行性能は街中での扱いやすさを徹底追求。モーターならではの力強く静かな加速、床下バッテリーによる低重心設計が生み出す安定性、電動サーボブレーキの自然な制動フィーリングに加え、軽乗用車として初のシングルペダルコントロールを採用。発進から完全停車までアクセル操作だけで可能となり、ストップ&ゴーの多い都市部での快適性を高めた。
グレードはシンプルな「e: G」(269万9,400円)と、急速充電や本革巻ステアリング、9インチディスプレイを備えた上級「e: L」(319万8,800円)の2タイプ。先進安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車に標準装備し、スマートフォン連携機能を中心としたコネクテッドサービス「Honda CONNECT」にも対応する。
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