大人の装いを磨く、一流ホテルという聖域へ。
様々なオケージョンで活用でき、背筋が伸びるような心地よい緊張感を味わえる一流ホテル。そんな現代に残された “装いの聖域” は、ドレスアップを楽しみ、装いを磨くには最良の舞台だ。
Scene from
PALACE HOTEL TOKYO
身支度という儀式
昔から、映画の中で身支度を整えるシーンが好きだった。物語の本筋には関係のない何気ない一コマなのにどこか儀式めいていて、これから始まるドラマを予感させた。この部屋に足を踏み入れて、荷解きをしようとしたとき、なぜかそんな記憶がふっとよみがえった。
バルコニーの先には皇居外苑の水と緑が広がり、壁には日本らしさを湛えたアートが静かに掛かっている。聞くところによるとこのスイートは、パレスホテル東京の10周年に誕生した部屋だという。だからだろうか、丸の内1-1-1というアドレスの重みが、背筋を自然に正してくれるような気がした。
いつもの身支度も、場所が変わると段取りが研ぎ澄まされる。シャツの皺を伸ばし、袖口のボタンを確かめる。手が覚えているはずのタイの結びも、今日はひとつひとつを丁寧に。大きな鏡の前では、その所作が普段とは全く違う動きのようだ。
いつもの自宅とは異なる静謐なムードに身を浸して、まるで儀式のような身支度を通して自分と向き合う。この部屋を拠点とした数日の滞在が、映画のようにドラマチックになりそうな気すらしてくる。
Location:
Premier Suite
パレスホテル東京
東京都千代田区丸の内1-1-1
TEL:03-3211-5211
[MEN’S EX Winter 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み





