
航続距離521kmと価格差が語る、BEV選択の新基準
日本の電動車市場は、今や “日常生活での使い勝手”が真の価値を問われる時代だ。そんな中、2026年1月29日、日産自動車はリーフに「B5」グレードを追加設定し、注文受け付けを全国で開始した。これは、既存の「B7」との価格・性能のポジションを明確にした“現実派”BEVとなる。
最大の違いは搭載バッテリー容量。B5は55kWhのリチウムイオンバッテリーを採用し、WLTCモードで一充電走行距離は最大521kmに達する。これに対し、既存のB7は78kWhという大容量バッテリーを搭載し、航続距離は700km台と長距離性能をより重視した仕様となっている。
そして価格が最大のトピックだ。B5のラインアップと価格は以下の通り。
B5 S:4,389,000円
B5 X:4,738,800円
B5 G:5,648,500円
結果として、B5とB7の価格差は約35万円〜約80万円程度(グレードや装備により前後する)という位置づけとなる。これにより、バッテリー容量が上位のB7と比較しても、日常のニーズで使い切れる範囲でバリューを高めた選択肢が用意されたことになる。
BEVというと“高額で性能偏重”というイメージが強いが、B5の設定はまさに“普通の生活に溶け込むEV”。最大521kmという航続距離は、東京都心から箱根程度の往復でも余裕のある数値であり、郊外への週末ドライブも視野に入る。日常の買い物、通勤、子どもの送り迎え…そんな毎日を支えながら、家族との旅や週末のリフレッシュも任せられる。
また、リーフには専用装備やデザインを高めたオーテック仕様も用意される。これは単なる装飾ではなく、EVライフに“個性”と“質感”を求めるユーザーへの提案だ。B5にもオーテック版が用意され、日常性能とスタイルを両立させている。
BEVに求められる条件が「使い切れる性能と価格」へと移りつつある今、リーフB5は現実的な選択肢。55kWhで521kmという航続距離は、多くのユーザーにとって不足のない数字であり、B7より最大80万円近く抑えられた価格設定は選択の幅を大きく広げた。
リーフを“特別な存在”ではなく“日常の道具”として送り出す日産。B5はその思想を、最も分かりやすい形で体現したグレードだ。
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