大人の装いを磨く、一流ホテルという聖域へ。
様々なオケージョンで活用でき、背筋が伸びるような心地よい緊張感を味わえる一流ホテル。そんな現代に残された “装いの聖域” は、ドレスアップを楽しみ、装いを磨くには最良の舞台だ。
Scene from
PALACE HOTEL TOKYO
Location:
Premier Suite
お気に入りのラゲッジなら、旅は始まりから心が弾む。軽くて丈夫、そしてさりげないエレガンスを湛えている、旅の相棒にするならそんな逸品を選びたい。ベルスタッフに預けたお気に入りのそれは、ロビーで少し誇らしげな顔をしているように見えた。
部屋のベッドでガーメントを広げると、自宅から連れてきた一張羅がうやうやしく顔を覗かせる。合わせるシャツやネクタイ、フレグランスまで並べて今日の予定にぴったりなコーディネートを考える。そんな荷解きのひとときすら、旅の醍醐味のように感じる。
寛ぎの空間で巡らす思考
自然光がたっぷり差し込むリビングルーム、窓外の水と緑が目を優しく癒す景色。広々としたこの「プレミアスイート」なら、こもって資料を精査するのも不思議と気が重くない。
オンライン会議ではコンフォートスーツに袖を通す。ピーチスキン風の上品なストレッチコーデュロイは館内や皇居外苑を散策するのにもぴったりだ。静かな空調、厚みのある扉、音の雑味がない環境は集中力を高めるための最良の舞台装置だ。
ソファに腰を下ろし、資料を読み返す。硬すぎないこの座り心地がちょうどいい。備え付けのワインセラーには冷えた白が待機中だ。ひと仕事終えたらグラスを傾けて、今日の成果を静かに確かめよう。
夕暮れが部屋のトーンを少しずつ変えてゆく。画面の光にとって代わり窓辺の茜色が主役になる。もう少しだけ、仕事を進めてみようか、あるいはこの静けさに、身を預ける贅沢も良いだろう。
パレスホテル東京
東京都千代田区丸の内1-1-1
TEL:03-3211-5211
[MEN’S EX Winter 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み





