大人の装いを磨く、一流ホテルという聖域へ。
様々なオケージョンで活用でき、背筋が伸びるような心地よい緊張感を味わえる一流ホテル。そんな現代に残された “装いの聖域” は、ドレスアップを楽しみ、装いを磨くには最良の舞台だ。
Scene from
PALACE HOTEL TOKYO
タキシードの夜 仕上げの一杯を
タキシードに袖を通す機会は、一年のうちでも決して多くはない。だからこそ今夜は、もう少しだけその余韻を味わって帰りたい。
式典の幕が下りたら、ホテル一階の「ロイヤル バー」へ足を運ぶ。全面ガラスのバックバーに色鮮やかなボトルが整然と並び、艶を湛えたマホガニーのカウンターが静かに迎え入れてくれる。スタンディングでも肘がすっと落ち着くこの天板は、初代チーフバーテンダーである今井 清氏の設計だ。
常温に置かれていたジンを冷やしてからつくる伝統のマティーニ、そして最良の味わいを引き出すために開発された緩やかな曲線のグラス、いずれも “Mr.マティーニ” と称された氏のこだわりにから生まれたという。氏の美学を今に受け継ぐ、その一杯を口に含むと、正装の夜が、静かに締め括られていく気がした。
Location:
Royal Bar
パレスホテル東京
東京都千代田区丸の内1-1-1
TEL:03-3211-5211
[MEN’S EX Winter 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み





