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100年を超えるセイコーの機械式時計作りの伝統と、日本の美意識を巧みに融合させたモデルを取り揃えた「プレザージュ」。日常の道具として全幅の信頼を置け、洗練されたセンスもさりげなく主張できる時計をつけたいのなら、見逃せないコレクションだ。
MEN’S EX、時計Begin編集長が語る 〈プレザージュ クラシックシリーズ〉普遍の魅力とは?

時計Begin編集長 関口真弘
1985年生まれ。「家庭画報」「Begin」「MEN’S EX」編集部などを経て、2023年4月より現職。Begin在籍時より長く時計担当を務めており、セイコーの時計作りについての造詣は深い。自身は小径のスポーツウォッチが好みで、セイコーのスピードタイマーの復刻モデルも所有。
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MEN’S EX編集長 大野陽
1973年生まれ。「MEN’S EX」「家庭画報」「Begin」「時計Begin」編集部などを経て、2025年4月より、17年以来、二度目となる現職に就任。時計はメカニズムや機能面だけでなく、ファッションやライフスタイルと絡めて評価するのがモットー。過去にはセイコーブランド100周年記念のブックレットの制作も担当。
メイド・イン・ジャパンの良質な機械式時計が揃うセイコーの「プレザージュ」。中でもトラッドなアイテムを好む方々におすすめしたいのが、“日本の美をしなやかに纏う”をキーワードに展開される、「クラシックシリーズ」だ。MEN’S EX編集長・大野と時計Begin編集長・関口が、実機を手に取りながら、改めて魅力を語り合った。
日本の美意識を投影した、ビズにもオフにも最適なデザイン


時計Begin編集長・関口真弘(以下 関口) 「プレザージュ」のクラシックシリーズ、以前からとても気になっていたんです。とくにこの「絹」のような質感を型打ちで表現したダイヤルの出来が素晴らしいなと思いまして。
MEN’S EX編集長 大野陽(以下 大野) 絹は古来より日本人の暮らしを彩ってきた素材。日本の美をテーマに、「漆」、「琺瑯」、「七宝」、「有田焼」といった伝統技法を駆使したダイヤルを発表してきたプレザージュらしいモチーフですよね。とても繊細な仕上がりで、型打ちの模様を変える芸の細やかさにも感心します。
関口 この40.2mmモデルのダイヤルは絹織物、36mmモデルは絹糸の風合いを表現しているようですね。
大野 そうした美しい型打ちに加え、他では見られない優しいトーンのカラーも、ダイヤルをロマンチックに見せています。最近のファッションではニュアンスカラーと呼ばれる中間色が流行していますが、そのトレンドにも合致する絶妙なカラーですね。
関口 クラシックシリーズのダイヤルカラーは、すべて日本の伝統色をフィーチャーしているんです。今回用意した40.2mmモデルの生成りっぽいホワイトは、繊維そのものの色である「素色(しろいろ)」、36mmモデルのごくごく淡いブルーは、最も薄い藍染めの色である「藍白(あいじろ)」をイメージしたものだとか。
大野 四季があり、自然が豊かだからでしょうか、日本ほど色の名前が豊富な国は他にないとよく言われますよね、セイコーは、そうして育まれた日本人の細やかな色彩感覚を生かしたモデルが昔から得意です。
関口 最近は海外の高級時計ブランドも自然などからインスパイアされたカラーをしばしば採用しています。大きな声では言えませんが、展示会で見るたび、これってセイコーの影響なんじゃないかと思うことも(笑)。いずれにしろ、セイコーの巧みな色表現を味わうには、プレザージュのクラシックシリーズは絶好の存在だと思います。


大野 こういうブレスレットウオッチはシャープでスポーティーな雰囲気になりがちですが、クラシックシリーズは独特の柔和さを感じるのもいいですね。優しいトーンのダイヤルカラーもさることながら、曲面主体で構成したケースをはじめ、いたるところの造形に、つい触れたくなるような丸みを与えているからでしょう。
関口 デュアルカーブサファイアガラスを採用した風防はもちろん、よく見ると、ダイヤル自体も外周に向かってカーブしていることがわかります。さらにそのカーブに沿わせるようにインデックスの上面や時分針、さらに秒針の先端も緩やかに曲げているのもすごい。時計好きはこういうところにグッと来るんですよね(笑)。
大野 このシリーズのために新開発されたブレスレットも、時計全体のしなやかな雰囲気に貢献している。こういう多列のブレスレットは70年代の時計によく見られたデザインですが、勾玉のようなフォルムのコマを連ねてより優美に仕上げ、結果ラグジュアリーなニュアンスを高めるポイントにも。もちろんフィット感も抜群で、ひたひたと手首に吸い付く感じがとても心地よい。
関口 パッと見は控えめなのに、ディテールの隅々まで気遣いされていることで、袖口をさりげなく印象的に彩り、なおかつ快適に着用できる。プレザージュのクラシックシリーズは。ある意味、時計界の白シャツのような存在なんですよ。それも無骨なオックスフォード生地ではなく、程よく光沢をたたえ、肌触りもしなやかなブロード生地を使った上等な白シャツのような……。
大野 そのたとえはうまいなぁ(笑)。上等な白シャツ同様、たしかにこのルックスなら、いろんなスーツにマッチするし、休日のカジュアルも品良く仕上げてくれる。変に華美過ぎないから、装いの邪魔にならないんですよね。それでいてその人の所作を確実に美しく見せる。このシリーズが、日本のビジネスパーソンにとても人気を博すというのも納得です。
奥ゆかしいデザインに信頼の日本製ムーブを積む“用の美”時計

関口 プレザージュが日本のビジネスパーソンに支持される理由としては、全モデルがメイド・イン・ジャパンの機械式時計というところも忘れちゃいけないと思います。
大野 搭載するムーブメントもすべて信頼の日本製ですからね。
関口 ちなみに今回紹介したモデルは40.2mmモデルが6R55、36mmモデルは6R51と、ともに実用性の高さに定評ある6R系の自動巻きムーブメントを搭載しています。6R系には、機械式時計を日常で使いやすく、安定した精度で、長く愛用するためにセイコーが独自に開発した3つの技術「トライマチック」が採用されています。ゼンマイ最大巻き上げ時には、約72時間の長いバワーリザーブを誇るのも魅力。
大野 セイコーの機械式時計作りの粋を凝縮したような名機と言えるでしょう。その精緻な作りをシースルーバックから鑑賞できるように仕立てているのも、メカにこだわる人には嬉しいはず。

関口 シースルーバックでありながら、しっかり10気圧防水を実現しているのもさすがですよね。見かけ以上のたくましさを秘めた時計で、これならデイリーに使っても安心です。
大野 プレザージュのクラシックシリーズは、研ぎ澄まされた美しさのうちに、日常の道具として申し分ないスペックを秘めている。これぞ日本らしい「用の美」。飽きが来ることなく、人生にずっと寄り添ってくれる時計のひとつの模範解答と言えるでしょう。
関口 こんなに完成度の高い時計が10万円台前半という価格のも、今の時代に驚きです。
この手の届きやすい価格設定も含めて、セイコーの本流を行くコレクションという気がしてきました。現代をしなやかに生きたいビジネスパーソンにとって絶好のチョイス。
大野 機械式のエントリーモデルとしてはもちろん、いろいろ時計をお持ちの方も是非手にとっていただきたいですね。真に良質で、長く愛せるという意味では、まさにクラシックの名にふさわしい仕上がりの時計です。誤解されがちですが、クラシックとは古いものではなく、時代を経ても価値が薄れない普遍の美しさを備えたもののことを差す言葉。それを見事に体現したシリーズだと改めて感嘆しますね。
プレザージュ クラシックシリーズに注目の新色が登場

プレザージュ クラシックシリーズの3針デイトモデルとセミスケルトンモデルに、この秋、新たなダイヤルカラーが登場した。ダイヤル外周に向かって色が深くなる繊細なネイビーは、「藍色(あいいろ)」をイメージ。武士の時代に縁起の良い色として好まれ、明治の時代には外国人にジャパン・ブルーと称された、まさに日本を象徴する色合いが見事に再現されている。もともとプレザージュはネイビーカラーのダイヤルに定評あるブランドだが、より手首をニュアンス豊かに彩るネイビーをお探しなら絶好だ。
プレザージュ×MEN’S EXのスペシャルムービーはこちら!
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