ツウにおすすめしたいネイビー&グレー無地
仕立てのプロが惚れたスーツ生地
スーツ生地にはそれを纏う人のセンスが反映される。シンプルな無地こそ、生地の違いが如実に出るもの。仕立てのプロが選ぶスーツ生地を吟味したい。
ドルソの斎藤さんがロマンを感じるスーツ生地
【ドラッパーズのブラゾン スーパー150’s】
「独立してからも定番として、絶大な信頼を寄せています」──斎藤さん


「美しい陰影を生み出し、生地表面に奥行きのある表情を演出してくれるのがこのミッドナイトネイビーの魅力です。軽く滑らかでいて適度にハリがあり、上質な原毛を使用しているので、シワの復元力にも優れており、目付け250gという重さは日本の気候において、最も長い期間着用を愉しめるドルソでは定番の品質です。これまでに最も多く仕立ててきた生地ですね」
ドルソ 齋藤 力さん
1984年生まれ。2022年にMTMを主軸にオーダーサロン「ドルソ」を設立。
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[MEN’S EX Spring 2025の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)