5分で学ぶ機械式時計講座:ムーブメントのしくみ/基本輪列って?

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読者諸兄には時計好きの方も多いと思うが、機械式時計の基本構造、ムーブメントの仕組みやメカニズムまで、詳細に理解している方はまだまだ少ないのでは?と想像する。そんな方に向けた、腕時計の仕組みを“世界一わかりやすく”解説した本『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』が誕生。その中から一部をピックアップしてご紹介する。

ムーブメントのしくみ(基本輪列のしくみ)

いくつもの歯車や部品が組み合わされて針を正確に動かし、また動力源であるゼンマイの巻き上げや針の調整を叶える。ムーブメントは、まさに時計の本質となる要素だ。各ムーブメントには、「Cal.XXXX」などと記載される固有のキャリバーナンバーが付けられている。

オメガの「スピードマスター ムーンウォッチ 321 ステンレススティール」
オメガの「スピードマスター ムーンウォッチ 321 ステンレススティール」。ストップウォッチのように経過時間が計れるクロノグラフを搭載しているため、構造は非常に複雑である。

各パーツのしくみをユニット別に解説

最もシンプルなムーブメントでも、パーツの数は100を超える。それらを6つのユニットに分け、それぞれの役割を解説する。

各パーツのしくみをユニット別に解説_ユニット1
冒頭のスピードマスターの内部構造を示す写真。このモデルに備わるクロノグラフに関しては本書では触れないが、ユニット構成がわかりやすいので参照した。

2024

VOL.341

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