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高台の上に建つ絶景ホテルと熱川バナナワニ園

なんでも昭和30年代、現在のホテル一帯はみかん畑だった。創業者の嶋田稔さんは「みかんは毎日こんな海景色を眺めているんだ」と思い、みかんだけに見せておくのはもったいないと宿を建てることになったというだけあって、たしかに絶景。しかも敷地内から良質な温泉も湧出し、今の宿へと至るという歴史があるとか。

熱川プリンスホテル エントランス

チェックインまで少し時間がある。で、熱川といえばバナナワニ園だろう。約9000種類の熱帯植物を温泉の熱を利用して育てており、もちろんワニもいる。でも、実はボク、あんまり動物に興味がない。ということで、最近評判のいい分園のフルーツパーラーに狙いを定めた。地図で見ると、ほんの数分の距離なので歩いて。雨は上がったが、心底寒い。

バナナワニ園 マップ

受付でフルーツパーラーだけ利用したい旨を告げると、確認を取ってくれた。なんでも、通常は本園と分園の見学をした人が利用できるもので、フラっと訪れても繁忙期は入れないとのこと。この時は政府の旅行支援期間中であったが、平日、しかも寒い雨ときているので、入れてもらえた。ラッキーだ。

熱帯フルーツが盛られたパインボート

本当は映える熱帯フルーツが盛られたパインボートや華やかなパフェを頼むべきだったが、寒いのでつい少しでも温かそうなバナナパンケーキをオーダー。厚みのあるスフレタイプのパンケーキが程なくして出てきた。きれにスライスされたバナナが整然と並んでいる。

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