日常と非日常の間をたゆたいながら「温泉と魚を存分に味わう」伊豆・熱川の旅【男のひとり旅・前編】

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日常と非日常の間をたゆたいながら温泉と魚を存分に味わう伊豆・熱川の旅【男のひとり旅・前編】

コロナ禍からの旅行支援と旅にまつわる様相がすっかり変わった昨今。なかなか出かける機会がなくて旅好きの虫がうずうずしていた。近場でどこか、と探していると、魅力的なディスティネィーションに思い当たった。高台から伊豆の島々が眺められ、満月の時は水平線から昇る月が美しい東伊豆だ。登録商標をとっている「ムーンロード」と名付けられたそんな幻想的な景色が見たくて、伊豆熱川へと旅行することにした。

サフィール踊り子でテンション高めの出発の朝

お弁当

と思ったら、出発日はかなり寒く、時折小雨も交じる曇天。そして、月齢を見たら、満月ならぬ新月の日だったという……。相変わらず、この連載「男のひとり旅」らしいドタバタっぷり。しかし、急に出発を決めたにもかかわらず、憧れだったサフィール踊り子の手配もでき、意気揚々と横浜でビールと崎陽軒の炒飯弁当を買って乗り込んだ。この特別な列車には昭和生まれには懐かしい食堂車もあるのだが、予約が面倒で昔ながらの弁当に。

サフィール踊り子

全席グリーン車の快適な列車の旅。ゆったりとした座席に静かな車内はかなり心地いい。よき旅 _の始まりだ。伊豆熱川の駅をおりると、途端に温泉の香りがする。今回、宿泊する「熱川プリンスホテル」の迎えが来ていた。駅からホテルまでは近いのだが、急な坂を上るので車で移動が断然、ラク。

2024

VOL.341

Spring

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