自動車メーカーのプロモーションが今も昔も「スポーツ」と密接なのは何故か?

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FCバイエルンの選手にアウディの電気自動車を提供

FCバイエルンの選手×アウディ
FCバイエルンとアウディは2002年からパートナーシップを結んでおり、2021年からは女子チームのスポンサーでもある。

一方、アウディはドイツでサッカーチームの「FCバイエルン(FCバイエルン・ミュンヘン)」とスポンサーシップ契約を締結した。そして、チームメンバーにはアウディの電気自動車「e-tron GT」や「RS e-tron GT」を提供するという。

選手への納車式はドイツ、ノイブルクにあるアウディドライビングエクスペリエンスセンターで実施
選手への納車式はドイツ、ノイブルクにあるアウディドライビングエクスペリエンスセンターで実施。
選手たちはコースでEVスポーツの実力を体験
選手たちはコースでEVスポーツの実力を体験したという。

プレスリリースでは“FCバイエルンとともに未来を発信”などが語られているが、レクサスよりも“直接的”なプロモーションとなっている。

「バイエルン」と聞くと、BMWを思い浮かべるかもしれない。なにせBMWとはドイツ語で“バイエルン州のエンジン工場”を意味する「バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ」の略なのだから。だがバイエルンにあるのはBMWだけではない。アウディや同じくVW傘下のMANなども拠点を構えているのだ。

ちなみにFCバイエルンのチームの移動に用いられるのは、MAN製のバスである。そして、アウディはFCバイエルンの株式8.33%を保有しているほど親密な仲、というのも面白い。

自動車メーカーを取り巻く環境が大きく変わろうとしている昨今だが、プロモーションにおける自動車メーカーとスポーツの関係はこれからも変わらないのかもしれない。

文=古賀貴司 写真=アウディA.G.、レクサス 編集=iconic

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