「ヘリウムバルブ?」「飽和潜水?」…知っておきたいダイバーズの基礎用語

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高い防水性能や堅牢性によりアウトドアやスポーツでの活躍はもちろん、ファッションアイテムとしても人気のダイバーズウォッチ。そんなダイバーズのバイヤーズガイド『超本格ダイバーズウォッチ大全』が発売に。ここでは、その中身をピックアップしてご紹介。

これだけ覚えておけば大丈夫!
ダイバーズウォッチの基礎用語

プロフェッショナルツールであるダイバーズには、他の時計にはない専用装備も少なくない。それらの用語や使い方をしっかり覚えておけば、購入後も安心して使うことができる。

ダイバーズウォッチの基礎用語


ダイバーの安全確保のために取り入れられた高性能な装備品

ダイバーズの装備の中には、一般の時計には見当たらないものも多い。その代表格が「逆回転防止ベゼル」だろう。回転ベゼル自体は他の機能でも使われるが、ダイバーズにはあえて反時計回りにのみ操作させる機能が付属する。これは回転ベゼルをぶつけるなどして動かしてしまった場合でも、経過時間を実際より短く表示させないことでダイバーの安全を確保するために導入されたもの。同じくダイバーズの専用装備となるのがケースサイドに設置される「ヘリウムエスケープバルブ」だ。ヘリウムの混合ガスを使用した「飽和潜水」という特殊な深海潜水を行う際に、ケース内にヘリウムが充満することにより発生する風防割れを防ぐ。そしてもうひとつが「エクステンション機能」。主にバックルに備わる機能によって、工具を使わずにその場でストラップの長さ調整が可能になる。

一方で、一般の時計でも取り入れるが、とくにダイバーズには必須という装備もある。1990年代に日本の企業が開発した「スーパールミノバ」は、いまや時計界を代表する夜光塗料。発光時間や輝度が抜群に高いため、視界の悪い海中での使用を前提としたダイバーズになくてはならない存在である。また、最近は多くのモデルで採用される「ねじ込み式リューズ」ももとはダイバーズ特有の装備だった。リューズを開放して時刻合わせなどをしたあとは、しっかりとねじ込んで防水性を高めておくことを忘れずに。

さらに抜群の硬さを誇る「サファイアガラス風防」もダイバーズにとっての必需品。通常より厚めに仕立てることで防水性の向上にも貢献する。最後に文字盤などに表記される防水表記には「気圧」「メートル(m)」「フィート(ft)」の3種類があり、“30気圧”“300m”“1000ft”とそれぞれ単位は違うものの、これらがほぼ同じ性能だということは覚えておきたい。



「逆回転防止ベゼル」

 

 仕様頻度   ★★★★

 
ダイバーズウォッチの基礎用語 「逆回転防止ベゼル」

ダイバーの安全な潜水を支える逆回転防止機能
誤って動くことがないように、反時計回りにしか回転しない機能が付いたベゼル。この機能を備えることで、潜水中に酸素ボンベの残量時間などを多く見積もることを防ぐ。ISOやJISによってその装備が指定されている。



「スーパールミノバ」

 

 仕様頻度   ★★★

 
ダイバーズウォッチの基礎用語 「スーパールミノバ」

少しの蓄光で長く光り続ける夜光塗料の王様
1993年に根本特殊化学が放射性物質を含まない蓄光塗料として開発。それ以前のトリチウムとくらべ輝度が10倍以上高く、短時間の蓄光で長期にわたり発光することが可能に。現在、ほとんどのダイバーズで採用される。



「気圧/水深」

 

 仕様頻度   ★★★★★

 
ダイバーズウォッチの基礎用語 「気圧/水深」

厳密には異なる「気圧」「m/f」の防水表記
時計の防水性表記として「〜気圧」「〜m/f」の2種類が存在する。「20気圧」はほぼ「200m」に相当するが、厳密には「日常生活強化防水の20気圧」と「200m空気潜水用防水」は異なり、後者がより潜水に適した仕様に。



「ねじ込み式リューズ」

 

 仕様頻度   ★★★★

 
ダイバーズウォッチの基礎用語 「ねじ込み式リューズ」

ダイバーズ御用達のハイスペック仕様リューズ
ケースにねじ込むことで高い防水性を実現するリューズ。スクリュー式ともいう。1926年にロレックスがオイスターケースで初採用した。ダイバーズには欠かせない装備だが、ねじ込みを忘れると防水性が損なわれる。

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2021

Dec. VOL.328

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