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ストラップを替えれば印象が変わる！

▼ラバーストラップでカジュアルに

▼レザーストラップでドレッシーに

四方　時計本体は至極ベーシックなので、ストラップ次第でどんな服にも合いますね。スーツスタイルでは、旬のパネルタイを選びました。これで時計にも主張があると胸元と手元がケンカして派手に見えてしまいますが、この時計はVゾーンを盛ってもトゥーマッチに見えないですね。

平澤　王道のドレスウォッチとして使えるということだね。いっぽう、ラバーストラップにはダウンを合わせているけれど……。

四方　ストラップを替えたことでカジュアル感は増しますが、やはり時計自体はエレガント系なので、スウェットにデニムのようなラギッド系にはミスマッチ。そこで、都会的なスポーティスタイルを意識しました。スウェットではなくニットをインして、パンツもスラックス型できれいにまとめています。こうするとちょうどいいバランスですよね

平澤　なるほど、勉強になりました！　時計って高い買い物だから、つい手堅い定番モデルにばかり目が行ってしまうけれど、もっと広い視点で新作を眺めてみると、いろいろな発見があって面白いね。

四方　そうですね。最初の数本は定番から揃えるのもいいですが、時計でアクセントを加えてみるのもツウな選択だと思います。アクセサリーをあまりつけたくない人とか、ドレスコード的につけられない人でも、時計なら遊べますよね。

平澤　そうだね。ビジネスシーンでも時計なら個性をさりげなく出すこともできるし、エグゼクティブの中には時計好きな人も多いから、目に留まる時計をしていると会話のきっかけになったりしそうだね。

四方　普段皆さんが服装を考えるとき、スーツやネクタイから決めることが多いと思いますが、旬の時計を持っていると、時計からスタイリングしてみたくなるはずです。そういう視点を持っていると、お洒落がいっそう面白くなりますよ。

[MENʼS EX 2020年12⽉号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表⽰価格は税抜き