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奥嶋プロがヘッドスピード43m/s前後で試打
奥嶋プロがヘッドスピード43m/s前後で試打
奥嶋プロがヘッドスピード48m/s前後で試打
奥嶋プロがヘッドスピード48m/s前後で試打

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 計測数値は、前回の「TSi2 ドライバー」と似ていますね。奥嶋プロが打つと、やはりスピンが少ないです。これだと少なすぎるかも。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 最大限に飛ばせそうな低スピン弾道になりました。ドロップしないで飛ばせるギリギリの数値です(笑)。打った感触は、とても柔らかい! インパクトでボールがフェースに吸い付くような、めちゃソフトな打感です。こういう感触のドライバーは久しぶりですね。好感触です!

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 打ってみると、僕もこの打感にはメロメロになりました(笑)。金属的な打音や弾き感を好まないゴルファーには、このフィーリングはたまらないでしょう。それと、「TSi3 ドライバー」には新たにトラック式のウェイト調整機能が搭載されています。目立たないように、それも使いやすいギミックでヘッド後部に配されています。

TSi3 ドライバー
「TSi3 ドライバー」では、トラック式の移動型ウェイトが新たに採用されている。調整のためにウェイトを取り外す必要はなく、ソール部のネジを緩めるだけでウェイト位置を変えられる仕組みになっている。利便性が高く、デザイン的にもスマートだ

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ こんなところにウェイトの調整機能があったとは、まったく気付きませんでした(笑)。「TSi3 ドライバー」はボールを押しながら打つ感覚が得られるので、操作もしやすく感じます。実際にヘッドの動きをコントロールして、球筋を打ち分けやすいドライバーです。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 僕は以前に屋外で「TSi2」と「TSi3」を打ち比べる機会があったのですが、アゲインストの風が吹いていても、より強い弾道でボールを前へと飛ばせたのは「TSi3」のほうでした。ただし、「TSi3」はヘッドの操作性がいい反面、打っていて少し難しさを感じました。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 自分の意図でヘッドを動かしやすいということは、ヘッドが機敏に動くということ。「TSi3 ドライバー」は、自分自身でヘッドをコントロールできる人が、自分で思い描いたとおりに飛ばすためのモデルだと思います。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 「TSi3 ドライバー」のヘッド形状や打感は魅力的ですが、オートマチックにまっすぐ飛ばしやすいのは「TSi2 ドライバー」のほうです。とはいえ、ベタープレーヤーを対象にしてモノ作りしているタイトリストらしいクラブは、この「TSi3 ドライバー」でしょう。これぞタイトリストの真骨頂ともいうべきモデルじゃないかと。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ まさしく、上級者向けの飛ばせるドライバーです!



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タイトリスト

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奥嶋誠昭さん 奥嶋誠昭/おくしま・ともあき
JGTOツアープレーヤー資格を持ち、プロコーチとしても活躍中。横浜市内にある「ノビテック・ゴルフスタジオ」でヘッドコーチを務め、3Dモーションキャプチャー計測器GEARSなどの最新機器を使ったレッスンをアマチュアにも展開中。2020年3月からYouTubeチャンネル『THE REAL SWING〜ゴルフスイングの作り方〜』をスタート!
THE REAL SWING〜ゴルフスイングの作り方〜

鶴原弘高さん 鶴原弘高/つるはら・ひろたか
雑誌やウェブで多くの記事を手掛けるゴルフ専業のライター。もちろん自身も大のゴルフ好きで、最新ギアも大好き。オフィシャルハンデは7。ゴルフギア情報を発信する会員制コミュニティサイト「3up CLUB」のキャスターも務めている。
https://3up.club



文/鶴原弘高

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