ニットと靴でブラックを取り入れつつ、そのブラックと相性の良いオリーブやブラウンを効果的に取り入れました。パンツはベルナール ザンスに別注したものなのですが、ワイドシルエットなのが特徴。ゆったりとした雰囲気を大切にしながら、大人らしい上品さも意識してコーディネートしました。
胸元のプリント柄ストールは、カシミア100%のソラーロ生地。ラグジュアリー感を醸し出しつつ、見る角度によって色あいが変わるソラーロならではの表情で、装いにアクセントを利かせています。足元でも同様に、アクセントを利かせるためにライムグリーンのソックスをチョイス。
靴は上質なプレーントウシューズを選び、スタイル全体としてパリの街を闊歩するようなエレガントな街着をイメージしました。(西口さん)
インナーのニットはボリューム感に注意を

インナーをニット1枚にする場合は、ボリューム感に注意が必要。ハイゲージなど薄手のものだとコートに対して貧弱に見えてミスマッチだ。西口さんは、ミドルゲージの畔編みニットを選んでバランスをとっている。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)