ベルルッティとジョンロブが、見る人の記憶に印象的に残る理由は?

bool(false)
Facebook
Twitter
友だち追加

色気あるクラシックは記憶に残す染が肝

本格派の靴と鞄で隙のない誠実な装いを築く一方で、時には、成熟した男の余裕や“色気”を相手の印象に残したい。深い奥行きと美しさを堪能できる“染め色”レザーなら、その絵画的グラデーションで品性を損なわずに洒落心を仄めかせる。

ベルルッティの鞄とジョンロブの靴

上/
BERLUTI/ベルルッティ
官能的な色と装飾文字が感性を揺さぶる

一目で記憶に残るレザーがあるとすれば、ベルルッティを挙げないわけにはいかない。ヴェネチアレザーに、数十種類の色を何度も手仕事で重ねるパティーヌは、唯一無二の風合いを楽しめる。また、18世紀頃のカリグラフィーをモチーフとしたスクリットとも相まって、見れば見るほどその魅力に引き寄せられていく。縦28×横39×マチ7cm。40万5000円(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)

下/
JOHN LOBB/ジョンロブ
吸い込まれる程に美しいミュージアムカーフ

ラスト8000番のセミスクエアトウの名作「チャペル」。踵を高く、ウエストを絞り込みながら一枚革で成型するという、他では真似のできない作りが存在感を放つ。緩いスクエアトウからアッパーにかけての美曲線と、何層にも渡って染め上げられたミュージアムカーフの奥深いマーブル模様が、神秘的な感覚すら感じさせる。25万円(ジョン ロブ ジャパン)


※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年4月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

2024

VOL.341

Spring

  1. 1
LINE
SmartNews
ビジネスの装いルール完全BOOK
星のや
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
pagetop