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【うるま市、宜野座村】
地元文化に触れ、新鮮な体験を。頭の中もリフレッシュされる

【PM2:00】at 金武鍾乳洞、吉栄会 屋良三線屋、カニマン鍛治工房

浜比嘉島まで通る、日本一長い海中道路。そこで借りたバイクで、東海岸の名所を巡ろうではないか。右も左も海!な絶景サイクリングを楽しみながら、まずは、沖縄の神様が住んだというシルミチューへ。

子孫繁栄、身体健康にご利益があるパワースポットを参拝!厳かな雰囲気のこちらを後に、世界遺産である勝連城跡へ。聞けばここは、朝貢貿易時代に交易の富で栄えながら、首里王府との戦いに敗れ散った名君の城跡らしい。その君主の夢と野望の跡は、荘厳だがどこか儚さも感じさせる。

午後は身体を休ませ、地元の伝統文化に触れることに。沖縄が好きでよく一人旅したときも泡盛を飲んだが、その泡盛を鍾乳洞の中で熟成させるのには驚いた。タイムカプセル感覚で泡盛を預けるのもロマンがある。伝統工芸や職人さんの仕事を見るのも大好きなんだよなぁ。

今回、沖縄文化の担い手を訪ね、興味津々でお邪魔した。沖縄に数名しかいないシマ包丁職人、知名さんの素朴で男らしい見た目と、包丁の飾り気のない実用的で手に馴染むずっしりとした感じは男心をくすぐる。三線は二十代の頃習おうかと考えたこともあり、直接弾き方を教えていただけたのはとても刺激的。あの素朴な音色には、今でもどこか惹かれてしまう。やっぱりこれは習い始めるしかないかな(笑)。

晩秋の沖縄東海岸日の出と共にウェルネス旅を始める
カットソー2万円/フェデッリ(トレメッツォ)パンツ2万8000円/ベルウィッチ(アマン)

吉栄会 屋良三線屋

野村流古典音楽・屋良流沖縄民謡吉栄会三代目家元であり三線作りの名工でもある、屋良常雄氏による三線体験工房。氏が教える三線教室(1時間3000円~)だけでなく、三線製作体験も(基礎コース1時間7000円~)も実施。

住所:国頭郡宜野座村宜野座368
TEL:98-968-8829(要予約)

金武鍾乳洞

気温が一定である自然環境を活用して、1988年から日本初の古酒蔵として利用されている長さ270m、地下30mの鍾乳洞。5年(1万5000円)~20年(6万円)の泡盛のボトルキープサービスも行う。鍾乳洞見学ツアー(大人400円)は1日3回実施。

金武鍾乳洞

金武鍾乳洞

住所:沖縄県金武町字金武4348-15
TEL:098-968-08851(要予約)
お問い合わせ:カフェレストラン長楽

カニマン鍛治工房

沖縄に数名しかいない「シマ包丁」職人、知名定順氏の鍛冶工房。廃材の鉄含有量や成分を見極め、それぞれの用途の包丁に最適な素材を選び製作する。包丁はオーダーで6000円~。納期は約6週間。

カニマン鍛治工房

住所:国頭郡宜野座村字松田2629-10
TEL:098-968-8459
営業時間:10時~18時 不定休

(後編に続く)

※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年12月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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