まずは「重曹ペースト」を製作
まずは重曹に水を加えて、歯磨き粉のようなペーストを作る。
シミ部分に塗り込んでいく
歯ブラシなどを使って、ペーストをシミに塗り込んでいく。最初は滑らかなペーストだったが、シャツが水分を吸って、だんだん粉っぽくなってきた。
食器用洗剤を付けて手洗い
次に、食器用洗剤をつけて洗っていく。今回のシミは3種類とも食品なので、これが効果的というわけ。直接シミの箇所に垂らして……
シミは薄くなってきたものの……
1~2分ほど手洗いしていると、かなりシミが薄くなってきた。が、完全には落ちていない。その後しばらく漬け置きしてから、洗濯機で洗ってみる。
で、結果はこちら
シミは薄くなったが、コーヒーやワインもうっすら跡になっているし、パスタソースに至ってはかなり目立つ。おそらく、筆者の適当なやり方がシミを落としきれない最大の要因だろうか。もっとケア方法に習熟すれば、より高い効果が出せるのだろうが、正直そこまでしてシミを抜きたくないよ、とモノグサな筆者は思ってしまう。
Beforeがこちら
先ほどと同様、コーヒー、パスタソース、ワインのシミで試してみよう。
ぬるま湯を桶に張り、漂白剤を溶かして漬け置き
40℃くらいのぬるま湯に漂白剤を溶かし、15~20分ほど漬け置き。お湯を高温にしすぎたり、漬け置きの時間を長くしすぎたりすると生地を傷めてしまうそうなので、やりすぎは禁物。その後、洗濯機で洗う。
パスタソース以外はスッキリ
コーヒーとワインのシミはスッキリと落ちた! が、パスタソースが難敵。一見してわかるほどにくっきりと残ってしまっている。薄くはなっているので、何度も漂白を繰り返せば白くなるのかもしれないが、生地を傷めないか心配なところ。
先ほどと同じシミで比較
先ほどと同様、コーヒー、パスタソース、ワインのシミで実験。難敵パスタソースを攻略できるか?
シミに直接塗布
シミになっている部分に、ステインソリューションを直接塗り込んでいく。今回はシミが大きいので、多めに塗布した。
ブラシで叩いていく
ブラシでシミの部分を叩くようにして、汚れを落としていく。ゴシゴシこすってしまうとシミが沈着して逆効果だそうなので注意。本当はランドレス純正のブラシを使うのがベターだが、歯ブラシで代用。
お湯をかけてすすぐと……
お湯で汚れをすすぐ。この時は80℃くらいの、熱めのお湯をかけた。ここでも、デリケートな素材のときはお湯の温度をやや低めにしたほうが安全。さて、ガンコなシミは落ちているのだろうか?
スッキリ落ちた!
このとおりスッキリ! 今まで歯が立たなかったパスタソースもスッキリと真っ白になった。やはり専用のケア用品は効き目が一味違う。しかも、所要時間もこちらが一番短くすんだ。素人の筆者でも、5分とかからずケア完了。お値段は少々張るが、やはり専業ブランドを頼るのが吉といえそうだ。
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