これが磨く前の状態。下準備として、ビーズワックスを軽く塗り込んでベースを作っておくことが必要とのこと。今回はトウキャップの先を鏡面磨きしていこう。
布を指に巻きつけて、ミラーグロスを少量とる。結構固い感触だ。
トウ全体に塗ってのばしていく。あまりゴシゴシと力をいれず、小さな円を描くようにして、できるだけ軽く塗っていく。
次に水を少量。薬指に水滴をつけるとやりやすかったため、最初のうちはこのようにしていた。
トウに水滴を乗せる。これを全体に伸ばし、その後にまたワックス、さらに水、という具合に層を重ねていくことで鏡面が完成する……という理屈らしい。
水を全体に塗り伸ばす。このときも力を入れずに、なでるように広げていく。
水をつけていくと、一時的に表面が曇ってくる。これが均一になるまで磨いていき、曇りがとれたら再びワックスを塗り重ねていく。
……何度か水とワックスを塗り重ねてきたが、思うように光らない。途中で方法を変え、水を布に直接つけてみた。薬指を使っていたときに比べて、水分量が2~3倍になっている。
この方法で何度か磨いていくと、にわかに輝きが強まりはじめた! 最初のやりかたでは、水分量が少なかったのかもしれない。コツをつかんだような気分で、その後も数回磨きを繰り返す。
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