
スポーツ性を最優先させたエコなのに速いイタリアンSUV
アルファ ロメオとしては、初のSUVであるステルヴィオに”クリーンディーゼル”エンジンを搭載したモデルが追加された。
ディーゼルエンジンとSUVの組合わせの相性の良さは今更いうまでもないが、実際のところ国内販売でもBMWでは6割以上、メルセデスでも5割以上、VWも同様でティグワンでは5割をディーゼルが占めるという。
近年、日本でディーゼルが売れるようになったのは、2009年に施行された平成22年排出ガス規制、いわゆる「ポスト新長期規制」や、欧州で2014年にはじまった「ユーロ6」をクリアしたいわゆる”クリーンディーゼル”が普及したためだ。 アルファロメオとディーゼルの組み合わせと聞くと、日本では意外に思われるかもしれないが、実は排ガスをきれいにする画期的な燃料噴射方式、コモンレール技術をいち早く実用化にこぎつけた先駆的存在なのだ。