日本最高のビスポーク「サルトリア チッチオ」のスーツに魅せられて【韓国紳士の東京リー散歩 #03】

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『Il gusto del Signore』(イタリア語で、「紳士の趣向」の意)と題したファッションブログが人気になり、韓国ではファッションに関する著書も執筆する韓国・ソウル出身のファッションブロガー兼ジャーナリストのハン・リー氏。日本のショップやファッションも大好きなリー氏が、自身の目線で東京のヒト・コト・モノの魅力を語る不定期連載「韓国紳士の東京・リー散歩〜Lee’s Tokyo Walk〜」。第3弾は、今、海外のビスポーク通からも注目を集める「Sartoria Ciccio」(サルトリア チッチオ)のビスポークスーツ体験についてです。

“Sartoria Ciccio” 〜my great bespoke experience〜
【Lee’s Tokyo Walk #03】

韓国のブロガー、ハン・リー氏が綴る「Lee’s Tokyo Walk」第3弾
日本最高のビスポーク「サルトリア チッチオ」のスーツに魅せられて

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東京・南青山の裏路地に佇む「サルトリア・チッチオ」のアトリエの前にて、上木至規さんと私。

韓国紳士の東京散歩、第3弾は、名実ともに日本最高のサルトリア(仕立て屋)として認められている「サルトリア チッチオ」訪問記です。

The third edition of Tokyo Walk by a Korean Gentleman is about visiting “Sartoria Ciccio”, the most reputable and skilled sartoria in Japan.

ナポリで修業をしていた時、師匠であったアントニオ・パスカリエッロ氏が上木規至氏に茶目っ気たっぷりのニックネームとしてつけてくれたのが「チッチオ(Ciccio=イタリア語でおデブちゃん)」でした。そして現在の店名である「チッチオ」は、それにちなんで名付けたそうです。「サルトリア チッチオ」は日本人の手で仕上げられたナポリ風のテーラリング、さらに精巧な日本式テーラリングの代表格として位置づけられています。一着のスーツを手に入れるためには、数回の仮縫いの過程を経て6カ月以上も待たなければならない、待ち焦がれてしまうスーツであるわけですが、依然として多くの顧客が訪れています。日本人ならではのこだわりと職人魂が、ナポリ風の着心地の良いシルエットや高い完成度と合わさって、これに惹かれる熱心なファンを生み出しているのです。

The name of the store “Ciccio” means chubby in Italian. It is the nickname Antonio Pascariello, Ueki sans master when he was an apprentice in Naples, playfully gave him. (Ueki san is quite the opposite of “chubby”) Recognized by their Neapolitan tailoring finished by Japanese craftsmanship, Sartoria Ciccio represents the precision Japanese tailoring offers. The process of making one suit involves several fittings with a lead time 6 + months, a process that makes one long for the finished garment. Despite, many clients keep visiting Ciccio. The Japanese craftsmanship combined with the comfort of Neapolitan silhouette and the superb quality yields a lot of fandoms that adore Ueki san’s work.

私にとって初めての「サルトリア チッチオ」のスーツのビスポーク体験は、ソウルの「Villa del Corea」を通じてでした。同じDNAを基に、それなりの確固たる方向性を有するサルトリアとして成長した韓国のサルトやチョン・ビョンハのスーツも何着も持っています。2018年にブランドアンバサダーとして活動していたヴィターレ バルベリス カノニコの美しいグレーカラーの厚手のフランネル生地を見た瞬間、自ずと上木氏を思い出しました。

My first “Ciccio experience” was when I commissioned a suit through “Villa del Corea” in Seoul. I own many suits by “Sarto” and “Byungha JUN”, sartorias with distinctive style that stems from the same DNA as Ciccio. The beautiful thick grey flannel cloth by Vitale Barberis Canonico, whom I was a brand ambassador for, naturally reminded me of Ueki san.

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「ヴィターレ・バルベリス・カノニコのフランネル地は、英国のハードなフランネル地と比べるとメランジ感があって、柔らかで繊細な印象」と、上木さんは語っていた。

そしてウィンザー公やチャールズ皇太子と肩を並べる有名なウェルドレッサーだったジャンニ・アニェッリが、生前にこよなく愛していたダブルブレストジャケットスーツを念頭に置いて、何回も日本に行って来ました。結論から言うと、大成功でした! 本コラムで紹介する写真の中の私のスーツが、「サルトリア チッチオ」仕立てのフランネルダブルブレストスーツです。

Inspired by the double breasted suit loved by Gianni Agnelli, a well dresser known along Edward VIII and Prince Charles, I went to Japan many times to create the suit. The result was a huge success! The suit I am wearing in the author introductory photograph of this column is the very suit by Sartoria Ciccio.

今日は何する?何着る?

365DAYS今日のVゾーン

2020

Mar. VOL.309

3

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2

SHOES

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