インテリアも、Aクラスがベース

インテリアも基本構成はAクラスを踏襲する。10.25インチの高精細ワイドスクリーンを2つ組み合わせたメーターパネル&インフォテイメントスクリーンを中央に配し、ステアリングに基本的な操作スイッチを集約している。また「ハイ、メルセデス」と話しかければ起動するAI活用型音声入力システムも搭載しており、ひとりのドライブで退屈なときにいろいろと話しかけてみるのも案外たのしい。



後席空間の拡大も新型Bクラスのセールスポイントだ。先代よりも室内幅、頭上空間、足元スペースのすべてが広く、乗り降りもしやすくなっている。シートバックは、40:20:40の分割可倒方式で、リアセンターアームレストには2人分のカップホルダーも装備している。

また新型ではキーを身につけていれば足の動きに合わせてトランクが開閉するフットトランクオープナーも標準装備する。荷物で手がふさがっている時などにとても重宝する機能だ。
Sクラスと同等の安全運転支援システムを用意する点もAクラスと同様だ。オプションにはなるが、レーダーセーフティパッケージ(24万5000円税込)を選択すれば、自動再発進機能付きのACCや、ウインカー操作に応じて自動で車線変更するアクティブレーンチェンジングアシストなども備わる。