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こだわりをCHECK!(写真5枚)

L.V.M.計画一級建築士事務所代表 井上昌彦氏に聞く
美しいオーディオルームの作り方

voice_20190815_audioroom_7.png L.V.M.計画一級建築士・事務所代表 井上 昌彦さん
1985年京都工芸繊維大学工芸学部住環境学科卒業後、設計事務所2社に勤務後、1990年京都に事務所を開設。

「窓をバランスよく配置し、風が通り、光が差し込む居心地のよいオーディオルームに」

オーディオルームは、Nさんのご希望で『リスニングルームの音響学』という書籍を基準に設計し、部屋の縦・横・高さの比率や、壁・床・天井の構造、吸音面積を決めています。リビングルームとしての居住性のためには採光と通風は必須ですが、音響的には窓はないほうがよいため、そのバランスを慎重に考えました。1階の対角線上と上部ロフトの3ケ所に配置することで通風を確保し、日中照明器具が不要であることを目安に最小面積の窓を設置しています。



※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
オーディオ機器設置部の床はコンクリートにフローリングを直張り。床組みに断熱材を充填し共振を抑えている。

オーディオ機器設置部の床はコンクリートにフローリングを直張り。床組みに断熱材を充填し共振を抑えている。

タテマツ音工のスピーカーに、日本の音響メーカー、アキュフェーズのアンプ類。スピーカーには交流のある元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員のサインが。

タテマツ音工のスピーカーに、日本の音響メーカー、アキュフェーズのアンプ類。スピーカーには交流のある元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員のサインが。

階段下の造作棚にはCDがずらりと並ぶ。ピアノの上にはトランペットのミュートが。

階段下の造作棚にはCDがずらりと並ぶ。ピアノの上にはトランペットのミュートが。

立ててあるのはウィーンフィル元主席トランペッター、ワルター・ジンガー氏のオリジナルのロータリートランペット。

立ててあるのはウィーンフィル元主席トランペッター、ワルター・ジンガー氏のオリジナルのロータリートランペット。

N氏お気に入りのCD。手前は、ウィーンフィルの元トロンボーン奏者カール・ヤイトラー氏が指揮する「ウィーン市トランペットコアー」と国内のプロが集まった「東京トランペットコアー」の共同演奏。

N氏お気に入りのCD。手前は、ウィーンフィルの元トロンボーン奏者カール・ヤイトラー氏が指揮する「ウィーン市トランペットコアー」と国内のプロが集まった「東京トランペットコアー」の共同演奏。

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