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人気のV60にPHVモデルが登場

V60 T6のバックスタイル
かつては「ボルボワゴン=四角い」というイメージだったが、現在は他のラインナップ同様、美しいボディラインを特徴とする。このデザインも人気の理由のひとつだ。

その期待に違わずいまV60は売れている。ボルボ車の中でも大人気のXC40に迫る2番目に売れているモデルに、輸入車のDセグメントのステーションワゴンでは、BMWやアウディをおさえて、メルセデスのCクラスに次ぐ販売台数を記録している(年初来2019年5月期のデータ)。

このタイミングでV60に追加されたのが、プラグインハイブリッド(PHV)モデルだ。ボルボは”2019年から全モデルを電動化へ”を目標として掲げており、全モデルにPHVもしくはマイルドハイブリッド車をラインナップすることを計画している。

V60 T6のエンジン
T6、T8共に2リッターエンジンとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドとなる。エンジンは両モデルとも2リッターでT6は253ps、T8は318psという数字になっている。

ボルボでは”ツインエンジン”と呼ぶが、318psのエンジンと87psのモーターを組み合わせた「T8」と、253psのエンジンと同じモーターを組み合わせた「T6」の2種類がある。いずれも2リッター直4エンジンと、CISG(モーターアシスト機構付きのスタータージェネレーター)と8速ATを組み合わせたもの、そしてリアモーターによって構成されている。シンプルにいえば、前輪をエンジンが、ボディ中央のプロペラシャフトが通る位置にバッテリーを収め後輪をモーターが駆動する4WDというわけだ。

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