普段の装い+αで旬になれる「英国アイテム」10選!
英国ふりかけアイテム図鑑
普段の装いに1点加えることで英国的な趣を演出できるアイテムをご紹介。文化的な背景を知り、スタイリングに取り入れてみては。
細巻きをステッキのように持ち歩く
一本傘
《1》フォックス・アンブレラの一本傘 / FOX UMBRELLAS
天候の変わりやすい英国では、必需品の一つである傘。英国紳士たる者、細巻きの一本傘をステッキのようについて歩く。紳士の風格を演出できるアイテムだ。《1》ウォルナットの木から彫り出したシャフトを基に、クラシカルな8本骨のダブルフレームでできている。7万9000円(ヴァルカナイズ・ロンドン)
馬具由来の伝統レザー
ブライドル、サドルレザー
《2》ユニオンワークスのサドルレザーベルト / UNION WORKS
《3》グレンロイヤルのブライドルレザークラッチバッグ / GLENROYAL
耐久性に優れ、よくしなる馬具用のレザーを用いた小物や鞄は、重厚な雰囲気の装い作りに一役買う。馬への親しみが高い英国を象徴する革だ。《2》鞍に使うサドルレザーを用いたベルト。バックルには、真鍮を採用。各1万円(ユニオンワークス 銀座)。《3》張りのあるブライドルレザーは、使うほどに光沢が増す。5万2000円(ブリティッシュメイド 銀座店)
天気が悪いからこそ足元を明るく
カラーソックス
《4》パンセレラのウールソックス / PANTHERELLA
どんよりと曇った天気が多い英国。気分をあげる為に明るい色をワンポイントで取り入れる。その一例がカラーソックスだ。クラシックなスーツの足元にアクセントとして色を差せば、英国らしさに加え、ぐっと装いの洒落度も増すことができる。《4》つま先の仕上げを手作業で行い、履き心地を向上。ウール×ナイロン製。3100円(リング東京)
貴族やカントリーの生活が発祥
英国チェック柄
《5》ベグ アンド コーのタータンチェックマフラー / BEGG & CO
本来、スコットランドの氏族たちが他と識別するために用いたタータンチェック(格子が二重三重となって構成される柄)など、家柄や職業を発祥とするチェック柄が多いのも英国の特徴だ。《5》ラムウール×アンゴラで織られたマフラーは、毛足が長く、滑らかな肌触り。縦180×横32cm。1万8000円(ボーダレス)
縞の柄行きでアイデンティティを表した
所属を示す、ストライプ小物
《6》エーイークロージャーのスクールマフラー / A.E.CLOTHIER
《7》アトキンソンズのレジメンタルタイ / ATKINSONS
レジメンタルストライプは、レジメント(連隊)が部隊の所属を軍旗のストライプで示したことに由来。タイでは《7》のような左下がりが英国式。スクールマフラーも同様に学生の所属を表す。《6》9000円(グラストンベリーショールーム)。《7》クラシックな柄行きは同ブランドならでは。各8000円(ニュー&吉田スーツ)
カントリーシーンを感じさせる
動物モチーフ小物
《8》ドレイクスのネクタイ / DRAKE'S
小物に取り入れられる動物モチーフも英国らしい意匠の一つ。英国王室所有のアスコット競馬場では、来場者はドレスアップして競馬を楽しむが、そのように馬のモチーフも英国文化に深く根付く。さらに、貴族が楽しむハンティングに由来する犬や鳥のモチーフも英国らしい。《8》締めやすさと緩みにくさは、同ブランドの特徴。2万円(ドレイクス 銀座店)
コートと合わせた3点セットが紳士のルール
グローブ & ハット
《9》デンツのペッカリーグローブ / DENTS
《10》ジェームスロックのハット / JAMES LOCK & CO
英国的クラシックな装いの三種の神器といえば、コートとグローブ、ハットだ。入室時にコートを脱ぎ、ハットの中にグローブを入れる姿は、まさにジェントルマン。《9》吸い付くようなフィットは伝統が成せる技。5万1000円(真下商事)。《10》300年以上の歴史を持つ老舗の中折れ帽。5万円(CA4LA ショールーム)