森岡 では、素材はベーシックなものを選んでバランスを取りましょう。このモヘアウールなどは?
矢部 いいですね。このハリ感はモヘアならではです。仕立て映えもよさそうですね。
小曽根 さて、では裏地を決めていきましょう。面白いことに、スカーフに使われるシルク地を裏地に使えるそうなんです。
森岡 それは贅沢! ではそこから選びましょう。色々な柄がありますが、こちらもレトロなシェブロンパターンにしてみるのは?
矢部 「ヘリテージ」のデザインに合っていますね。これはかなりインパクトありそう。
MATERIAL
美しいスカーフ裏地に注目(写真3枚)
小曽根 ところで、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ氏のラッキーナンバーは「25」なんだとか。M.E.も今年25周年なので、内側に「25」と刺繍を入れてもいいですか?
矢部 ならイタリア語で「VentiCinque」としてみては?
森岡・小曽根 ナイスアイデア!
FEATURE
様々なアイコンを刺繍できるメニューも
シグネチャー ビーやスネークなど、近年のグッチを象徴するモチーフを刺繍できるのも特徴的。写真のように大胆にあしらったり、ワンポイントで効かせたりとアレンジは様々。